『捩子』主宰の桜井節さんが、貴重な『SHE SEES Vol.1』(ナビオ阪急、昭和55年10月23日)をお貸しくださいました。
何故お貸し下さったか。
眉村さんがエミリオ・グレコのアトリエ(もちろんローマ!)で行ったインタビューが掲載されているからです。
眉村さんがエミリオ・グレコのアトリエ(もちろんローマ!)で行ったインタビューが掲載されているからです。
いやこれは二重の意味で貴重。
まず、こんな雑誌が存在していたなんて、今日の今日まで知りませんでした(ナビオのPR誌?)。もしかしたらとんでもない稀覯誌なのではないでしょうか(検索しましたがヒットせず)。こんな貴重な雑誌を快くお貸し下さった桜井さんには感謝しかありません。
次に、眉村さんの芸術論になっている点。大家エミリオ・グレコにインタビューしているのに、結果的に眉村さんの芸術論の開陳になっている。いわば、エミリオ・グレコを肴にしちゃっているわけです(汗)。いやこれ、いかにも眉村さんらしい、っちゃらしいんですけど(>おい)(^^ゞ
「一つの芸術の表現というものは自分のイメージだけじゃなくて、それを生きさせるというか、生きることによって(云々)」(下線、大熊)
なんてくだり、はげしく首肯してしまいました(それ以外もいちいち納得)。
この雑誌、もしかしたら今度の日生の加子浦歴史文化館での眉村展に展示されるかもしれません。されないかもしれません。展示内容を決定するのは当然私ではないので。
なにはともあれ、加子浦歴史文化館にお送りしておこうと思います。
ということで、みなさんどうぞ、お楽しみに\(^o^)/