チャチャヤン気分

《ヘリコニア談話室》後継ブログ

ニューワールズ傑作選No.1

2009年08月05日 00時00分00秒 | ムアコック
マイクル・ムアコック編『ニュー・ワールズ傑作選No.1』浅倉久志・伊藤典夫訳(ハヤカワSFシリーズ、71)

 一番バッターはバラードと並び称されるNW派の巨匠オールディス。収録された作品はまさにオールディスの面目躍如たるテクニックに淫した超絶技巧的作品でした(^^)

ブライアン・W・オールディス「小さな暴露」浅倉久志訳

 主人公のわたしは結核が悪化し、妻のいとこであるリッチモンドとウォルターのベッツ兄弟に、車で海辺の療養所へ送ってもらうことになる。
 その途上、アマチュア考古学者であるウォルターが、グリマーの墓穴という新石器時代の遺跡に立ち寄りたいと言い出す。体がつらい主人公は早く療養所に行き着きたいのだが、しぶしぶその寄り道に同意する。それがそもそも間違いのもとだったのでした……。【つづきを読む】
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