昨夜というか今日の0時半、メールの着信音で目が覚めました。
何ごとかと携帯を見ると・・・
センダックの訃報・・・ほんまなん・・・
長女からのメールでした。
センダックのふほう、ふ報・・・訃報・・・えっ?
そうか、亡くならはったんや。
かなり高齢だとは思っていましたが、今朝ネットでチェックすると
享年83歳とのこと。
センダックの絵本は古典の部類に入るような名作が多く、
いつだったか新作が並んでいるのを見て、まだ生きてはるんや~と
逆に驚いたこともありました
それほどたくさんの魅力的な絵本を描いた絵本作家です。
長女と私にとって、センダックは絵本の神様みたいな存在でした。
もう17年ほど前のこと。
図書館主催の絵本再発見講座を受講しました。
その内容は、ひとりの絵本作家を取り上げて各自調べて発表する、というもの。
まだ絵本のこともよく知らなかった私が、たまたま取り上げたのが
このモーリス・センダック。
図書館で彼の絵本や資料をごっそり借りてきて、
大学のゼミの発表のようにがんばって調べました。
そのおかげでセンダックの魅力を知り、そこから絵本の
奥の深さを教えられたのでした。
その頃まだ小さかった子どもたち、特に長女は、私が調べものをしている隣で
センダックの絵本に囲まれ、ひとりおとなしく読んでいたものです。
その影響か、長女もすっかりセンダックのファンに。
『かいじゅうたちのいるところ』、『まよなかのだいどころ』、
『まどのそとのそのまたむこう』、『くつがあったらなにをする?』、
『チキンスープ・ライスいり』・・・
好きな作品を挙げるときりがありません。
そういえば、長女に「チキンスープライス入りをつくって~」と言われ、
悩んで適当にお米入りのスープをつくったこっともありました(笑)
思い返すと、二人の子育てで大変な時期ではあったけれど、
絵本に囲まれた幸せな時間を過ごした日々でもありました。
いまだに未熟な母親で申し訳ないと思っていますが、子どもたちに
たくさんの絵本との出会いをつくったことだけは自慢できるかな。
そして、そのきっかけをつくってくれた絵本作家がセンダックだったのです。
たくさんの絵本と幸せな時間をありがとう。
心よりご冥福をお祈りします。
何ごとかと携帯を見ると・・・
センダックの訃報・・・ほんまなん・・・
長女からのメールでした。
センダックのふほう、ふ報・・・訃報・・・えっ?
そうか、亡くならはったんや。
かなり高齢だとは思っていましたが、今朝ネットでチェックすると
享年83歳とのこと。
センダックの絵本は古典の部類に入るような名作が多く、
いつだったか新作が並んでいるのを見て、まだ生きてはるんや~と
逆に驚いたこともありました
それほどたくさんの魅力的な絵本を描いた絵本作家です。
長女と私にとって、センダックは絵本の神様みたいな存在でした。
もう17年ほど前のこと。
図書館主催の絵本再発見講座を受講しました。
その内容は、ひとりの絵本作家を取り上げて各自調べて発表する、というもの。
まだ絵本のこともよく知らなかった私が、たまたま取り上げたのが
このモーリス・センダック。
図書館で彼の絵本や資料をごっそり借りてきて、
大学のゼミの発表のようにがんばって調べました。
そのおかげでセンダックの魅力を知り、そこから絵本の
奥の深さを教えられたのでした。
その頃まだ小さかった子どもたち、特に長女は、私が調べものをしている隣で
センダックの絵本に囲まれ、ひとりおとなしく読んでいたものです。
その影響か、長女もすっかりセンダックのファンに。
『かいじゅうたちのいるところ』、『まよなかのだいどころ』、
『まどのそとのそのまたむこう』、『くつがあったらなにをする?』、
『チキンスープ・ライスいり』・・・
好きな作品を挙げるときりがありません。
そういえば、長女に「チキンスープライス入りをつくって~」と言われ、
悩んで適当にお米入りのスープをつくったこっともありました(笑)
思い返すと、二人の子育てで大変な時期ではあったけれど、
絵本に囲まれた幸せな時間を過ごした日々でもありました。
いまだに未熟な母親で申し訳ないと思っていますが、子どもたちに
たくさんの絵本との出会いをつくったことだけは自慢できるかな。
そして、そのきっかけをつくってくれた絵本作家がセンダックだったのです。
たくさんの絵本と幸せな時間をありがとう。
心よりご冥福をお祈りします。
センダックさんの訃報、わたしも驚いて、おもわず
作業の手をとめて聞き入りました。
偉大な絵本作家さんが、また一人、旅立たれましたね。
くっちゃ寝さん親子のセンダックの思い出、心に残る忘れられない出会いですね!
わたしも、くっちゃ寝さんと同じく、たくさんの絵本と楽しい時間をありがとうという気持ちです。
いろんな画風のうち、まどのそとの・・・とか、ミリーを読むと、なんだかゾクゾクしますし、
挿絵の「詩のすきなコウモリの話」の緻密な絵なども大好き。
あれもこれも、いつまでも語っていたいような気分の
一日でしたが・・・
一日の終わりに、こうして、(一方的にですが・・・)
センダック話ができて、満足です。
この1~2年は絵本のサークルも休んでいて、すっかり絵本と
遠ざかっておりました。
それでも、子どもたちとの会話の中で絵本の話になると、
同じ時間を共有した者同士の、わくわくした気分に戻れて嬉しくなります。
センダックは初期のほのぼのとしたユーモラスな画風から、
まどのそとの・・・の不気味な絵、そして緻密なペン画と、
本当に多彩な絵本作家でしたね。
特に、まどのそとの・・・を読んだときは衝撃的でした。
絵のひとつひとつが暗示的で、なんて難しい絵本だろうって(笑)
まよなかの・・・も、この男の子はなんで裸なの?と
大人の悪い癖で心理的背景を詮索してみたり。
つい深読みしてみたくなるのも、センダックの魅力なのかな。
絵本再発見講座の講師だった鳥越信先生が、
現在たくさんの絵本が出版されているが、四半世紀過ぎても
残っている絵本は本物だ、みたいなことを言われてました。
だとしたら、センダックの絵本はまぎれもなく本物ですね!