ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

木の芽時

2009-04-07 | 日々のこと。
先週はまだ冬服着て震えていたのに、一気に暖かくなりました。
足踏みしていた桜も、そろそろ満開でしょうか。

今年の春は、とりわけ寒暖の差が激しかったような気がして、
そのせいか春が来ても、もひとつ元気になれなかったり、
やる気がおこらなかったり。
あれ?去年も似たようなこと書いてたような・・・(苦笑)

先日、白洲正子さんのエッセイを読んでいたら
「木の芽時」というタイトルでこんなことを書かれていました。


昔から木の芽時は、健康によくない時期といわれて来た。
木の芽が動く時は、人間の心身も不安定になるからで、
特に躁鬱病の人とか、私のような喘息持ちはこたえる。
…(略)…一年中でもっとも美しい季節を、毎年そんな風にして
過ごしてしまうのだが、総じて美しいものには何か
魔物がひそんでいるらしい。
 昔の人は長い経験からそういうことを知っており、
多くの神社や仏閣で、「鎮花祭」や「御霊会」が行われた。
京都の今宮神社で現在も行われている「やすらい祭」も、
花鎮めの行事の一種で、「やすらい花や」(花よ、静かにお休みなさい)
と囃しながら踊ることによって、物の怪をなだめるとともに、
人心の不安を排除したのである。



なるほどなあ。
冬から春にかけて、たぶん身体的にはホルモンや
新陳代謝などの変化があって、体調を崩したり、
不安定になるのかもしれません。
でも、それをこんなふうにとらえて、花鎮めの祭りをするなんて、
風情があっていかにも日本的ですよね。

でも、現代人のように原因が花粉症とあっては、
情緒も何もあったもんじゃありませんけど(笑)
そろそろヒノキの花粉が最盛期で、スギよりヒノキに
反応する私としてはまだまだ油断ができません。

何か新しいことを始めたいなあ、と思いつつ、
こちらのほうも思い切りがわるく足踏み状態。
春なのにスタートをきれずにいる自分に、
なんとなく焦りを感じる今日この頃です。


おっと、ここで携帯のアラームが。
ラジオ英会話の時間です。
とりあえず、ラジオの英会話を聞き始めました。
小さな一歩・・・かな?



・追 記・



こごみをいただきました。
主人も私も、こごみは初めて食べます。
左側にぽちっと写っているのは、先週主人が採ってきた、たらの芽。
今年はいつになく早いとか。
今夜は山菜のてんぷらですね~

コメント (4)
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