この映画は次女と見に行ったのですが、
先日長女も友達と見に行き、
ようやく親子でネタバレO.Kで感想が言えるようになりました。
映画を観て京都から帰ってきた長女の第一声は、
「あの黒犬がかっこよかった~」
わざわざ京都まで観に行って、それか~
他にもあれこれ賑やかに、原作との違いやなんかを
おしゃべりできました。
(私なんかと違って、子どもたちの記憶力はすごいです)
その1では、小ネタばかりばかり書いてしまいましたが
映画の内容についての感想も少し。
まず、なんといってもアンブリッジ先生ですねー。
原作でも、ほんっとにイヤな先生でしたが、
映画ではなんともいえない存在感がありました。
この映画、彼女役の演じ方によって
雰囲気ががらりと変わってしまうのではないでしょうか。
原作ではたしか、ガマガエルみたいな先生となっていましたが、
映画ではピンクの衣装に身を包んだ、一見ニコニコした優しそうな先生。
だからよけいに怖さ倍増。
「んふ」とか笑いながら、
次々と規則を増やし、ホグワーツを支配しようとしていきます。
自分が一番えらい、自分が一番正しい、
自分の言うことさえ聞いていれば間違いはない。
そう信じている教師ほど手に負えないものはありません。
自分に反抗的な生徒には、
残酷なまでに厳しく抑えつけようとします。
その役どころを、コミカルなんだけど笑えない、
妙に現実感のある人物として演じられていました。
規則でがんじがらめにしようとする彼女に対し、
フレッドとジョージが最後に派手にやらかして、
学校を出て行くシーンは思わず拍手~
フリットウィック先生のガッツポーズがよかったですね~。
出番は(まだ)少なかったけど、
印象的だったのはベラトリックスでしょうか。
予告編を観たとき思わず、わっきれい!と思ってしまいました。
狂気を含んだ美しさというのは実にコワイです~。
本ではシリウスとベラトリックスの戦いの場面がありますが、
映画では意外にあっけなくて。
え~っ、こんなに簡単にシリウスが~
と思わずにはいられませんでした。
まあ、あの長い原作を映画にするのだから、
ある程度省かれても仕方はないのですが、
ハリーたちがデスイーターと傷だらけで戦ってる場面とか、
ちょっと物足りない感じ。
予言に関しても、あれだけでいいの?って感じで。
ネビルのこともさら~っと流されてたし。
ネビルとスネイプは、キーパーソンだと思ってたんだけどなあ。
スネイプといえば、ハリーの親世代が大好きな長女は、
今回親世代の映像があると心待ちにしてたんですよね~。
スネイプから閉心術を学ぶハリーが見てしまった、
若き日のジェームズのスネイプに対するいたずら。
・・・ほんの一瞬でした~
誰が誰だったのか・・・。
スネイプは、いかにも若きスネイプって感じでかわいかったけど
リーマス大好きの長女はがっかりしてました。
あとスネイプがロンの頭をばしって叩く場面、
あのスネイプが、アンブリッジにまじキレてるよ~と笑えましたね。
不死鳥の騎士団のメンバーをはじめ、
ルーナや新しい登場人物もよかったです。
ただね~、ハリポタってやたらいろんな人物が出てきて、
とてもじゃないけど覚えられません。
最初名前だけでてきたような人物があとで重要な人物だったり、
忘れたころに出てきて、どこかで見た名前だぞ~と、
他の巻を引っぱり出してきたり。
記憶力を失いつつあるオバサンは大変です。
人物と呪文の一覧表がほしいですね~
ハリポタではありませんが、予告編で観た「黄金の羅針盤」。
あの原作をどう映像にしてるのか。
すっごく気になります。