ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

手続き

2007-05-23 | 日々のこと。
義父が亡くなって2週間。
人ひとり亡くなるということはこういうことなんだ、という思いで日々を過ごしています。

それまで何の滞りもなく過ぎていた日常が、そこでぷつっと切れてしまう。
それをもとにもどすための手続きのあれこれ。
がっくりきている義母にかわり、主人と私があちこち出向いたり、電話をかけたり、書類を書いたり、そんな雑事に追われる毎日です。

よく言われることですが、死亡が確認されると預貯金はすぐに凍結されてしまいます。
*義母の場合、たまたま連休前にまとまったお金をだしていたようです。
どうしても葬式の費用がいるという場合は、手続きをすれば出るようですが。
銀行はどの時点で本人の死亡を知るのでしょう?

電気、電話、新聞などの引き落としがすべてストップ。
義父の場合、アパートを持っていますが、家賃の振込みもストップ。
もう待ったなしで手続きにかからなければいけません。

とりあえず図書館で葬儀・相続関係の本をごっそり借り、やるべきことをチェックしました。
今すぐにやること、四十九日までにすること、3ヶ月以内にすること、4ヶ月以内にすること・・・う~ん、大変。

たとえば一家の主が亡くなったとして、これらの手続きを残された遺族が(ほとんど妻でしょうか)するとなったら・・・、私なんかパニックに陥りそう。
それを世間では皆さんやっておられているのですね。
お葬式のあとよくげっそりされているのは、悲しみにくれているだけではなく、こういう雑事に追われてしまうからなのでしょう。
これって、なんとかなりませんかねえ・・・。

親が年老いている場合は、証書に押した印鑑がどれかわからない(私も探し回りました)、下手すると大切な証書がどこにあるのかすらわからない、ということにもなりかねず、ご両親がしっかりされているうちにきちんと聞いておいたほうがいいと思います。

私も今回のことで早速実家の母に、「どこに何があるかきちんと教えておいて」と頼みました。
母いわく、大切な書類関係もちゃんと保管してあり(父が几帳面なのでそのへんは安心)、「そのとき」のために写真も着物も用意してあるとのこと。
今度姉としっかり聞いておこうと思います。

それにつけて思うのは、そろそろ自分のときのことも考えておかなければ、ということ。
遺影や着物はもちろん、古い日記帳をどうするかとか(潔く処分するには未練があって)、自分の葬式はどうしてほしい、とか。
まだ早いとは思いつつ、今の世の中、いつどこで何が起きるかわかりませんからねえ。
日記帳だけはなんとかしておかなくては・・・。
とりあえず、読んだら祟るぞ~、化けて出るぞ~、と家族を脅しておこうかしらん。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする