こころの羅針盤

私の人生に待ちうける「意識」の大海原・・・心と身体と魂と、日々の感情生活を語ります。

感情の矛先

2012年07月25日 | 未整理
長年継承されてきた或る慣習に関して、私はとても保守的で、
部分的に刷新することさえ不愉快を感じる方でした。
さて先日、時代だからという理由で安易に変えるべきではない、
そう考えていたその大事な慣習にあたり、
“あの人、言っていることとやっていることが違うじゃない…?”
と言われても仕方のないような失敗をしてしまいました(> <)。。。

こんな展開、予想もしなかった、、、
恥かしいィ、、穴に入りたいような気持ちを抱きつつ、
こんなふうに気付かせてくれるとは、ホントにすごいなあ、と
天の配慮に感じ入ったり、ドンマイの眼差しを向けてくれる人々を
ありがたく思ったり、感情は目まぐるしく流れていきました。

失敗の直後に私が悟ったことは、
不満を向けるべき対象は慣習の在り様云々でなく、別にあったということでした。
本来の不満を意識しながら、不安に留まれるだけの力がないので、
矛先を慣習の方へ置き換えていたことにハッとしたわけです。

恥はかきたくなかったけれど、ものすごく面白い体験でした。

無意識の意識化。一つのことが明らかになると糸が解れるように
他のことも連鎖的に明らかになってゆくことがありますが、
そういえば、“本来、不満を向けるべき対象”を批判されると、
少々興奮気味に反撃して過剰防衛していたっけ…思い出しました。

本来あるべきところに感情があるというのは、実に気持ちがよいものです。


*生き甲斐の心理学・第8章〔52〕置き換え
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 気になる人/現象… | トップ | 相手のせいではなく… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

未整理」カテゴリの最新記事