こころの羅針盤

私の人生に待ちうける「意識」の大海原・・・心と身体と魂と、日々の感情生活を語ります。

感情を伝えるということ

2009年01月12日 | 和解と平和
“あなた自身を見られるようにすることが、祝福への可能性を開く”と、J.ヒルマンは著作の中で云っています。まったくその通りと私は頷くのですが、“見られるようにする”とは、具体的には“湧いてきた感情を適切に表現していくこと”だと思っています。

様々な人間関係の中で折々に湧いてきた感情を吟味して、その場に相応しく、自分がいちばん納得できる方法で相手に伝えていくこと。面白いことに、共感的に理解された時よりも“理解されていない、、、”と感情が乱れた後に態勢を立て直し、それでもと気をとりなおし感情や意思を伝えようとするときこそ、生きている充足感が得られるようです。

まだまだ途上ですがが、この辺りの醍醐味がわかりかけてきました。

感情ごときに大袈裟なこと言ってと思う方がいるかもしれませんが、“湧いてくる感情にはすべて意味がある”のですから、あなどってよい感情などひとつもないと思っています。

相手に理解されるかどうかは結果に過ぎず、あまり問題でなくなってきます。理解されるに越したことはありませんが、むしろ大事なのは“湧いてくる感情を大事に表現したかどうか”で、もっといえば、私が感情に対して誠実を尽くしたか、努力したかどうかだけです。

最高のパフォーマンスの為には日々の筋トレを欠かさないというピアニストのように、悔いのない人生の為には、“感情を表現、伝達していく努力”を日々尽くしたいと思うのです。

人気ブログランキングへ
     ♡クリック感謝いたします♡






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 枯れ野に咲くバラ | トップ | 訓練は楽しく »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

和解と平和」カテゴリの最新記事