こころの羅針盤

私の人生に待ちうける「意識」の大海原・・・心と身体と魂と、日々の感情生活を語ります。

一日の始まり

2020年08月05日 | 自己実現
朝の瞑想から一日が始まります。

遠方の友人と毎朝、同じ時刻に瞑想をしようということになって、4月の新月から朝の日課になりました。6時半からと定めた時刻は起床時刻によって変動しますが、今のところ双方一日も欠かすことなく続いています。もっとも瞑想と呼ぶのは私の表現で、友人は祈りと呼ぶのがしっくりくるそうです。時折メールで近況を交わしますが、以前より言葉で伝え合うことは少なくなっています。

語るほど、こんがらがってくる。言葉で伝えきれない領域がある。表現は違っても目指すところは同じだということ。おもしろいことに言葉で伝えることに限界を感じるほど、少ない機会の中で大事に言葉を選び丁寧に発信しよう、そんな傾向が出てきたようです。

ふと思いました。友人と始めた新しい日課が、エリクソンの人格形成論で言われるところのネガティヴな感情傾向を拭き取り解消してくれる働きがあるのではないかと。解消までいかなくても和らげることは間違いありません。いつか体が消滅したときに解消となればよいので、この世界で生きる生身のうちは否定感を肯定感へ向かう中間点neutralへ持ち込めれば大成功でしょうね。

身体をつかって、誰かと毎日、意味を感ずる何かを継続する。ねば、べきの義務感など関係ない境地で続けながら、最終ラウンドの自我統合性と知恵のプロセスに入ってきているということでしょうか。そうありたいものだと思います。
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コメント
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