こころの羅針盤

私の人生に待ちうける「意識」の大海原・・・心と身体と魂と、日々の感情生活を語ります。

焦らなくても、だいじょうぶ

2012年10月07日 | 未整理
中秋も過ぎた頃から、心の中で“焦らなくても、だいじょうぶ”と
自分に声をかけることが多くなりました。
不安感の中味が、以前の“怖い感じ”がすっかり影を潜め、
秋の深まりとともに、ふと焦っている自分を意識することが増えたせいです。

ストーブのための薪づくりと畑の種まきと。気温が下がりだし、
冬支度が差し迫ってきたのが、不安感に影響していることは確かですが、
この時期になると、年末に向けて行事のあれこれも頭をかすめだします。
でも外的環境や条件の変化のせいばかりでなく、私自身の感情生活が、
原初的なところから分化して、進化する過程をたどったという気もします^^)

人生の折々の場面で様々な問題に遭遇するたびに、人は進歩したり後退したり。
行きつ戻りつを繰り返しながら、少しずつ辿りつきたい目的地に向けて進んでいるのだと思います。

怖いよりも、焦っている感じの方が一歩進んだ感じがします。
怖い感じの次に来る行動の選択は怖い対象から逃げるか。それとも受け容れるかですが、
焦っている感じは、対象から逃げずに目の前の現実と向き合うことが前提にあって、
はじめて湧いてくる感情だと思うからです。

今は冬支度が迫ってきていることに関しても、人間関係のあれこれについても、
慌てそうになる自分を意識するたびに“焦らなくても、だいじょうぶ…”と心の中で呟いています。

いい歳をして何を今更…などと思わず、ストレス曲線の根っこにある微細な“怖い”を
素直に意識できたことが、感情生活をちょっぴり進化させてくれたようです。

こぼれ種が植木鉢に命中して咲いたケイトウの花。
他には着地しなかったようで一輪だけ。ふしぎな感じです。
コメント
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