゛まるかん人゛プラトーク

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胆のうの働き !?

2007-06-06 16:30:00 | 健康・病気

胆汁は肝臓の細胞で作られて、胆のうにためられ濃縮されて使                             われます。「胆石ができると痛くなる」などで認識されていますが、                            胆汁はいったいどんな役割を持っているのでしょうか。胆汁は、                              透明で薄く黄色を帯びた少し粘りのある液体です。胆のうから胆                             管を通って十二指腸の中に放出されます。消化に重要な係わりを                            持ちますが、実は胆汁の中に消化酵素は含まれていません。胆汁                             は食べ物に含まれている脂肪の消化吸収を助ける役割がありま                            す。もし胆汁があまり出ないと、脂肪が吸収できなくなり、そのため                            にひどい下痢となってしまいます。胆汁には、胆汁酸という物質が                            入っています。この作用は、脂肪を顕微鏡でしか見えないような細                            かい粒にして水に溶かし込むことができます。これを「ミセル化」と                            いいます。こうすると、膵臓から分泌される膵液に含まれる脂肪を                            分解する酵素「リパ-ゼ」が効きやすくなります。なぜなら、リパ-                            ゼは水に溶けている酵素だからです。こうして脂肪は分解されて                             小腸から吸収され、血管によって全身にいきわたります。というわ                            けで、膵液と胆汁は同じ場所(十二指腸乳頭部)から分泌されるの                            が都合が良いのです。胆のうは胆汁の保管場所だから、仮になく                            てもそんなに支障はきたしません。と医療従事者は簡単に言うこと                            がありますが、夫々必要なモノとして存在しています。内臓に負担                            のかからない、許容範囲をわきまえた生活習慣が大事なようです。

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