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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

相国寺

2015-08-12 00:00:00 | 孝霊天皇流族関係記事

(しょうこくじ 臨済宗萬年山相國承天禅寺 京都市上京区今出川通烏丸東入上ル相国寺門前町)
 前日の貴船川床料理主人の強い勧めで相国寺を初めて訪れる。相国寺は明徳三年(1392)足利義満によって建立され、開山は夢窓疎石とされる。また、建立の資材は伊予河野氏が用意したとされる。然し、完成僅か二年後に、寮舎から出火し全焼。間もなく再建が開始され、応永六年(1399)には高さ360尺(109m)の大塔が完成するも、応永十年(1403)落雷により焼失した。更に応永三十二年(1423)には全山焼失。応仁の乱(1469)と天文の乱(1549)では兵火により焼失。天明の大火(1788)では法堂以外を焼失している。このように度重なる火災に遭いながらも、足利氏、豊臣氏らの加護によって再建されている。
 同志社大学西側に再現された相国水路の石垣
 塔頭 瑞春院
 県有形 蔵経塔
 重文 法堂 慶長十年 豊臣秀頼寄進
  県有形 勅使門

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