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小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

十月七日 

2011-10-22 | 嘉永二年

とてもあたたかい。
主人は学校の当番で出かけた。その後三浦に行くとのこと。
九右衛門どのがくる。酒を取りにやり「魚九」で一匁五分ほどの取り口とイナ(ボラ)を二匹取って出した。
その時、淺之助が来て一緒に呑んだ。
たけなわになった頃に主人が帰宅。
粥を炊いて出そうとしたときに九右衛門どのは帰って行った。
粥は淺之助どのに出した。
「山形屋」で白紬を一反買う。代金五十五匁のところ一匁引いてくれた。
すぐに染めに出す。これは「仁達」で誂える予定。袴の色見本を種々持ってきた。
酒切手二枚を「仁達」分として仁井田へ持って行く。


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