小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

二月八日、九日

2018-05-03 | 嘉永六年 癸丑日記

二月八日 

天気よし。
廻状がきた。
中将様の忌が朔日にとけたので、普請鳴り物が禁止されていたが最早その儀に及ばずとのこと。
主人は板原へ行き薬を10袋貰って帰る。
雄輔は疝癪(胸や腹がさしこむ病)らしい。



二月九日 

今日は総登城だが主人は出かけず。
二時頃に楠本屋和夫がくる。酒を出し夕方まで話す。
酒は昨日同五から二升持って来たもの。
グチを二つ八百屋から取ってくる。
夜、松下彦左衛門殿がきて加判のことを頼まれた。
あり合わせで酒一つ出す。
今日から学校が始まる。
野口三伯から親が死んだと知らせがあって主人が行った。 

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