小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

十一月十七日

2012-12-18 | 嘉永二年
 
晴れる時間もあったが殆ど曇った一日。
大坂から赤石清友が来た。絵画用の絹と絵筆、絵の具を買う。七匁八分だった。
支払いを待ってもらう。
主人は学校当番の日だ。
清吉が来たので酒と飯を出す。直ぐに帰った。
庄助が奉書用の紬を持ってきた。四十五匁だという。
良蔵に言って文斉に二朱借りた。十五日にも四枚借りた。
ここのところ、とても困窮している。
山中殿から明日の断りを言ってきた。

黒田甚兵衛が「女金丹」(血の道用漢方薬)を売ってるところを聞きに来る。
庭から帰った。
大きな大根を四荷買った。


コメント
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