小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

九月十四日

2011-05-22 | 嘉永二年

夜中に激しい雨が降り遠雷が轟いた。
でも、私は熟睡していたので知らず終い。
十時頃良蔵は岩橋に行く。
田屋へ押し寿司を三つばかり持たせて権七をやる。
今日、田屋は子息の幾之丞の袴着のことで取り込んでいる故に代筆の礼状だった。
「同五」で酒三升を取る。万二郎が煙草二匁持参した。


コメント
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