初夏の気配を感じるようになってきた六月、少し憂鬱な
梅雨の季節のなか何となく忙しい日々を送っている間に
六月ももう終わり七月にカンダーは変わろうとしている。
木々をぬらす雨が降ればしっとりした風情をかもし出し
美しい景色を作り出す。 雨の日も考え方によればそれなりに
悪くも無いかな
一年も半分経過した。
月日の流れの早さに一年なんてあっと過ぎ行く現実に
改めて驚いてしまう今日この頃だ
あくまでその人の生活環境の感覚的な問題でしょうが今の
私にはこれからの半年が人生にとって最大のイベントと向き合い
それと同じくして哀しみも深く乗り越えなければならない
事態が待っている
この様な生活環境の中で生きていけばこれからもますます
一年が短く感じる様になってしまう。
今夜も病床で何時命の灯が消えるか分からない母を想い
これからの人生を無駄に過ごすことなく平凡な中にもきっと
幸せがあったという事を感じたい 今は気持ちに余裕が無いが
母の命が明日に繋がることを今宵も祈る事しか出来ない