気が付けば後数日でカレンダーが替わって12月に
今年も一年が過ぎようとしている。
ここ数日暖かな日が続き主婦は片付けものに忙しい。
私も昨日で6?歳のお誕生日を今年も無事に迎える事が出来健康な体に
感謝しなければならない事態に遭遇する羽目に・・・。
関西には小学校からの男女数人の竹馬の友がいる。
私が関西に帰省するとその友人たちはお席を設定してくださり楽しいひと時を
美味しいお料理と美味しいお酒で宴を盛り上げて下さり小学校の時の
そのままの名前で〇〇ちゃん、〇〇君と呼び合っている
お互いのお誕生日にはお祝いメールを送る。
23日その中の〇〇君のお誕生日だったので私はおめでとうメールを
送った。
〇〇君から御礼のメールが~~
メールを見て驚いた私
昨年皆で無事を確認して楽しい時間を持ったときは退職後も顧問として
週三回ほど出勤している、お酒、たばこは止められずそれでも健康そのものであった。
月に三回はゴルフに出かけ億ションと言われるマンションに転居され
「老い」というマイナスイメージなどみじんも感じさせなかった。
お孫さんと過ごす時間の楽しさを満面な笑みで語られ孫のいない私は少し羨ましく思った。
その〇〇君からのメールには「7月からセカンドライフを楽しむ予定が
肺がんが見つかり8月から12月まで3週間に一回、6クールの抗がん剤の点滴治療を
入退院を繰り返して受けていると。癌細胞は60%は縮小したと。
これからも癌細胞とうまく向き合っていきますと~~来年のみなさんとお会いできる日を
楽しみに治療に専念します。」
今までいつもみんなのリーダー的な存在だっただけに言葉がなかった。
二日おいて私のバースデーには病院からお祝いメールが届いた。
「我々は晩秋の良い季節に生まれましたね、健康でお祝いできることに
感謝しなさいよ・・・・・・」と綴られていた。
主が病に倒れた時ましてや癌という病に、医学が進歩したとはいえ
短期で簡単に乗り切れる癌もあれば長期にわたり治療や
療養を続けていかなければならない場合は何時もお側で介護されている
奥様の肉体的にも精神的にも大きな影響が及ぶと想像するだけで心が痛む。
今年のバースデーは病院のベットで迎えた彼。
私はこの歳を息子夫婦や娘、友人からお祝いされ健康でいる事に有難いと
これからも家族や友人に支えられて元気で暮らしていきたい。
この歳になると多かれ少なかれ壁にぶっかり苦しんだり涙を流したり時には
怒りが込み上げて来ることがあります。(老いという言葉が身体的にも能力的にも
劣ってくるのでそのような状況に・・・?)
そんな思いを共感して相手も嫌がらず話を聞いてくれる。
関西の竹馬の友はとても重要な存在だと日々感じています。
それだけに今回の彼の癌と向き合う日々を知った私たちは
癌に負けず生還してくれることをそれぞれ祈る事しか出来ない。
一番お辛いのは彼でしょうが