宝塚に帰省しています。
今回の帰省は「お墓じまい」の為です。
現在のお墓から遺骨をだし新しい場所に移す改葬を行いました。
主人の姉夫婦も最後にお墓から取り出した両親の遺骨と
改めてお別れしました。
義父は20数年、義母は10年
経過していましたがまだ
しっかりと形が残っていました。
墓前にて住職様が墓じまいのお経をあげて下さり
家族がお焼香。
石屋さんが墓石から両親のお骨を取り出し新し袋に入れ替えて下さりそれを受け取り終了でした。
お墓の撤去は後日石屋さんが作業し更地にしてお寺におかえしとなります。
この日を迎えるに当たり色々と面倒な手続きや新しいお墓探しなど今年一年の時間を費やしました。
数十年六甲山に見守られ
四季を巡り慣れ親しんだ土地で静かに眠っておられたのに縁もゆかりもない
東京都内に改葬される事を
どの様に思っておられるのかと守り切れなかった不甲斐なさを詫びました。
お墓じまいを済ませ義妹の旦那さんが営む日本料理店にて
会食しました。
お店の門を入ったら今を盛りと可愛いお店のお花に心
和みました。
丈の短い白い菊は「ふくすけ」と頭でっかちの姿が
福助人形を連想させるのでその名前がついたようです。
白い花はシュウメイギクです。秋の風情を感じさせます。秋真っ只中の時期に優雅咲き誇って上品さを感じました。
義理の姉、妹其々の旦那さん私達夫婦で美味しいお料理を食べながら寂しさの中にも仲良くお膳を囲む一時の大切さを改葬をご理解下さった事に
対してほっとしました。
11月の末に新しいお墓に
納骨します。
関西から関東にと新しい
お墓を守って行きたいと
思う秋ね1日でした。