先日友人二人と私三人でランチした。
友人の一人が京都宇治からお茶をお取り寄せしている。
私も一緒にお願いしているので届いたお茶を取りに出かけた。
二人ともお子様方は既に結婚されてお孫さんもいて日々の生活の中に
楽しく明るいはじけるばかりの会話が頭の上を駆け巡る二人に話題を投げかけられても
現在の私は二人の会話に入れない(少し僻み根性かな)
私はさらっと聞き流していにこにこと聞くことに徹する。
我が家にはまだ未婚の娘がいる。
人々の価値感やライフスタイルが多様化する昨今豊かで活力ある家庭を
築いていくのは難しいご時世でもある。
その中にあっても友人たちのお子様方はご家庭を夫婦協力して築かれ幸せに過ごしておられ
日々の生活の中にも環境はめまぐるしく変化し嬉しい発見もあり四季の移ろいを
肌で感じられる空間や楽しみがある事は私には無いものねだりなのだと感じた
私は特に自慢する事も無く何の刺激も無く所詮マンネリな生活、暇があればジムに通い
日々汗を流すことが一番の気分転換である
歳を取ったせいか時折空しく時間が流れ感傷的になる
二人の友人は何事も気兼ねなくお話しできて素直な気持ちでお付き合い出来る友人である
子供を産まずに仕事している女性の事が何かと話題になっている。
結婚しない女性が増え晩婚化、少子化も同じく問題に。
社会がその様な傾向に、でも二人の友人は娘を小さい時から知っているだけに
何故結婚しないのか不思議であるようだ。(結婚して幸せになって欲しいと・・・・・)
私はその質問に正解は答えられなかった
仕事や趣味に夢中でお金と時間を自由に使い自分なりの生き方を謳歌して
それに満足して結婚に無関心だと思っているようだ、友人たちの勝手な解釈では・・・・?
「一人好きな事をして気楽に暮らした方がず~っと幸せ~~」と考えているように見えるが
「今のところ両親も元気で援助してくれるのであればなおの事・・・・・」そう思って独身を
貫いているのか定かではない。
娘の気持ちなど計り知れないのが現実だから
私は一人の自由はいつか虚しさを感じる時が来ると思う
この先私達が亡き後一緒にいてくれる人がいたらと思う日が来ることを
人間は一人では生きて行けないものですからね。
現在未婚の女性たちも娘を含めて年齢を重ねるごとに始めてそのことを
実感するのではないでしょうか。
結婚することが全てでは無いと思いますが結婚は必ず人間を大きく
成長させてくれると私は勝手な解釈をしていますが。
これも人それぞれの考え方がありますから一概には言えません承知済みです。
姉亡き後も遠距離介護を全面的に支えて私の両親の面倒を一緒に介護してくれ
精神的にも大きな支えになってくれたのも夫ですから。
夫がいなければ私も学者馬鹿で世間知らずの弟も何も出来なかったはず。
私の両親の面倒も良く看てくれました
結婚して正解か不正解かは何を尺度に言うのか分からないが
これまた人それぞれと思いますね。
私も夫も娘の事だけがこの先も大きな心配事です。
どの様な生活設計を立てているのでしょうか
この先の私達夫婦は子供たちに迷惑の掛からない暮らしを考えるだけで
精一杯のこの頃です