あるがままに生きる日々とは!

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お花は知っているのかな?

2008-06-20 20:24:00 | 独り言

 

 昨夜関西から戻った。

広々とした宝塚の自宅から高層マンションに戻り息が詰まるかと

思いきややはり狭いながらも住み慣れたこのマンションが好きだ。

庭は無く四季折々に咲き誇る花とは違い植木鉢のお花しかないが

宝塚の庭先にはこよなく草花を愛し暇を見ては手入れをしていた

義母の姿はもうこの世にはいない。

雨に濡れて一段と新緑が眩しく紫陽花が今を盛りとばかりに

主のいなくなった庭先に一段と鮮やかに咲き誇っていた

この先あれだけの庭の手入れは夫一人がやるには大変だ。

義母のお部屋だった縁側近くに金柑の木がある。

雨戸を閉めていて気が付いたら金柑の木に寂しげに

取り残されたかのように大きな黄色い実が三個残っていた。

夫は家族の元に帰省の折に金柑の実を沢山もって季節の味を

楽しませてくれる感性豊かな人なんです

義母に似てこよなく植物やお花を愛する自然体の夫です

義母が庭先の手入れが出来なくなり亡くなるまでの数年で

随分と庭先も様変わりしたように思った。

四季折々、庭先は何時も綺麗に手入れされ誇らしく綺麗に

咲く沢山の花々をこれからは夫の手にゆだねられるのか

嫁の私はお花を眺める事は好きだが自分から庭先のお手入れ

なんて出来ません。何故って虫が怖いよ

 

義母は何時もお部屋から眺めていたのでしょうね

懐かしく金柑の大きくなった実を三個私は取りに庭先に出た。

夫が「きっと大きく育ったから皮は硬いがきっと甘いよ」と。

私は義母の顔を懐かしく想いながら実にかじりついた。

とても甘く美味しかった。

この木も来年もきっと大きな実をつけるでしょうか

主がいなくとも義母が丹精込めて育てた自然は何時までも

道行く人々の心の中で時期が来れば咲き乱れる事と

私は信じている  草花を愛する人には悪い人は居ない

姑は心優しく物静かで心の綺麗なお人だった

がさっな嫁の私は亡き姑をこれからのお手本として学ぶ事が

一杯あることを悟っているがどうでしょうかね

 



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