何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

商用電源50Hzを1Hzに・・・・・再挑戦!

2014-12-26 18:44:51 | 電子工作


2014/12/25(木曜日) 晴れ



やっと出来上がったと喜んだのもつかの間、ニキシー管表示時計は何時間か
運転を続けると狂いが出てしまう。
どうしてかなぁ・・・・・
ちょっと気になるのは50Hz信号の取り出し方だ。
回路動作用の5V電源のためのAC12V両波整流回路の一端から取り出しているのだが
アースは整流回路と共通で直流分が重畳されているはずだ。
ちょっとその辺を調べてみよう。


↓ 50Hz信号は両波整流回路への供給点から片線で取り出している。



↓ 50Hzの受け取り回路の波形をみてみた。



↓ こんな変な形をしている。 両波整流回路の影響だろう。



↓ 材料箱に昔のフォトカプラーがあった。 これを使って50Hz信号を取り入れるようにしたみた。



↓ 50Hz信号の取り出しは「トランス背中合わせ接続」の接続点から並列に(2本線)で取り出した。



↓ 信号線が1本増えたのでケーブル?も作り直す。



↓ 50Hzを受けるフォトカプラーを取り付けた。



↓ フォトカプラーの出力。 サインカーブとは程遠いがさっきよりは良い感じだ。




パルス波形は前の回路のままで整形した。
そして時計計数回路に加えて計時してみた。
ところが長時間動作させているとやっぱり狂ってしまう。
どうしてだろう?
温度が上がるのかな?
そうだ、ヘアー・ドライヤーで温めてみよう。


↓ 今はこんなときぐらいしか使い道のないヘアー・ドライヤー。



やっぱり温度が上がると1Hzのパルスの周波数が上がっていく。
これでは時計は狂うはずだ。


その様子を動画でご覧ください。






入力の50Hzは全然変化しない。(当たり前かぁ・・・・)
この50Hz波形を方形波(パルス)に整形してカウンターに送り込んでいるのだが
そのあたりで温度の影響を受けてノイズを計数して周波数が上がってしまうのかもしれない。
今の波形整形回路は単なる増幅器とTTLのインバーターをかましているだけだから
ノイズに対しては無防備の状態だ。
やっぱりここはノイズ対策をしたシュミット回路にすべきだ。
明日は作り直ししよう。



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2 コメント

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ヘアードライヤー (JANJANJAN)
2014-12-26 21:28:47
「今はこんなときぐらいしか使い道のないヘアー・ドライヤー。」
全く同感!!!
本来の用途には不要なので、もっぱら接着剤の硬化促進・熱収縮チューブ(ヒシチューブ)の熱処理に使っています。
ハハハ!!!!
返信する
そうですね、情けないけどね(笑い) (実習生)
2014-12-27 09:20:08
JANJANJANさん、おはようございます。
ヘアー・ドライヤーの使い道はこんなことぐらいしかありません。
本来の使い方はできなくなって情けないですよぉ(笑い)
JANJANJANさんもご同様のようで安心しました(大笑い)
時計はやっと完成(今度は本当に)しました。
明日からは買い物やら大掃除やらお代官にこき使われるので工作はお休みです。
さて、次は何をしようかなぁ・・・・
返信する

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