2023/10/21(土曜日) 晴れのち曇り一時パラパラ雨
オイらの実験では人間ポンプ(口から吹き込む圧力)を使うことが
よくあります。
例えばスチームエンジンを工作したとき、口から空気を吹き込んで
回転具合を調べたり、バルブのタイミングを調整したりします。
でもその圧力はどんなものなのかは調べたことはありませんでした。
今、気圧センサーの動作を確認する実験をしていますが、ちょうど
良い機会だから「口でポンプ」の圧力がどんなものか調べてみました。
圧力計を持ってない頃に自作した「圧力チェッカー」と市販の圧力計(1気圧)を
接続して口から息を吹き込んでみます。
その前にお勉強・・・(勉強嫌いの工作実習生ですが、仕方がない)
圧力計の目盛はMPa(メガパスカル)という単位で目盛ってあります。
天気予報などでは気圧は「xxxxミリバール」とか言ってましたが(今はヘクトパ
スカルというらしい)この何とかパスカルを勉強しなくては先へ進めません。
何だか難しい単位や数値が羅列してあってオイらの頭脳では理解できません。
まぁ、大たいのところ次のようにまとめました。
1気圧 ≒1バール(bar)≒100KPa =0.101325MPa
MPaの目盛は気圧に換算するとこんな感じです。
自作した圧力チェッカーと市販の圧力計(1気圧)を同じチューブで接続して
口から空気を吹き込んで指針の動きを見てみました。
圧力チェッカーの針は大きく変化するのに、1気圧圧力計の針はほとんど動きません。
口から吹き込む圧力は精いっぱい力んでも0.15気圧が精いっぱいです。
圧力チェッカーは0.05気圧で目盛5に達します。
そんなテストの様子を動画でご覧ください。
口から吹き込む圧力は精いっぱい吹き込んでも0.15気圧ぐらいです。
自作圧力チェッカーは目盛5が0.05気圧ぐらいだと目安が付きました。
次は(ジャムの空き瓶を密閉状態にした)気密環境に気圧センサーを置いて、
気密環境に圧力をかけたとき、出力にどのような変化が起きるかを実験してみます。
(続く)
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