何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

ニキシー管表示時計完成

2014-12-15 19:55:09 | 電子工作


2014/12/15(月曜日) 晴れ


今日も良く晴れたけど寒い一日だった。
朝、起きたときは屋根は霜で真っ白、庭には大きな霜柱が立っていた。

さて、11月の14日から工作を始めたニキシー管表示時計が完成した。
完成した・・・とは言っても時計の命ともいえる精度がイマイチではあるが・・・



↓ 3階立て基板の取り付け配線が完了した。



↓ 基板(時計本体)と電源・操作スイッチ部とは束ねたワイヤをコネクターで接続するようにした。
















↓ 表示部にケースを被せて一応「完成」とした。   スイッチを入れて点灯させてみた。







リセットや時刻合わせは設計どおりに機能してくれた。
最後の仕上げに時刻が正しく計数できるかを電波時計の秒数に合わせてチェックしてみた。
ところが・・・・・・


そのテストの様子を動画でご覧ください。





たった2分間で6秒も進んでしまうという結果だった。
時計の命は精度だと思う。
これではまったく時計の役目はしない。
この時計は商用電源の50Hzを分周して1Hzのパルスを生成してそれをカウンターで
計数することで時計になっている。
商用電源の周波数は正確なはずだ。 こんなに狂うはずがない。
きっとカウンターがノイズの影響を受けて誤動作しているんだろう。
あのめちゃくちゃ込み入った配線、長いワイヤを束ねて作った接続ケーブル、どれを考えても
ノイズが乗らないわけがない。
原因を追究して正確な時を刻むようにしたいが、時期はもう12月の半ば過ぎ、年末を控えて
いろいろ忙しくなる。

こんな工作に現をぬかしていたら、またお代官のカミナリが落っこちる。
原因追求は後日、閑になってから始めることにして今回はこれで完成としてケリをつけることに
します。

長らくお付き合いいただいた読者の皆様、またいろいろアドバイスをくださった皆様、誠に
ありがとうございました。
またテーマが見つかりましたら工作に励みますのでどうぞ応援をよろしくお願いいたします。


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6 コメント

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とりあえず (JANJANJAN)
2014-12-15 21:10:54
どうしたのでしょう??
商用電源の周波数はかなり正確なので、ここまでの誤差は出ないはずですが。⇒やはりノイズでしょうか?
パルス系の雑音対策はコンデンサーも良いのですがトロイダルコアも効き目があります。
AM方式のの27メガや40メガのラジコンの受信機はノイズ(モーターやサーボの発する)に影響されますがパッチンとはめるタイプのノイズサプレッサーを使うとかなり軽減できます。
いっそのこと気になる秒表示を無くすなんてことも。。。
返信する
博物館入り。 (弁慶)
2014-12-15 22:22:10
 デジタル時計の完成おめでとうございます。
 綺麗に出来上がりましたね。
 でも時計としてはもう一歩ですか?
 まぁ、時計はどこにでもある時代ですから、デジタル時計の原理を勉強する教材にしてはどうでしょうか。
 もともと実用性よりも芸術作品ですよね。
返信する
やみくも工作ですからね (実習生)
2014-12-16 08:07:05
JANJANJANさん、おはようございます。
商用電源はかなり厳密に管理されています。
資料によりますと(東京電力の目標値は)50Hz±0.2以内となっていました。
が、たとえば最大値50.2Hzの偏移で2分間とすれば24Hz余計にカウントしてしまう?
まっ、こんなことはないでしょうけどね(笑い)

ノイズ除去は難しいでしょうね。 たかだか50Hzの低周波を扱ってもこの様です。
もっともカウンターのリセット時には相当高速(短時間)のパルスが発生しますが。
回路内で発生しているので回路の配線経路に気をつけなくてはダメでしたね。
私の工作はやみくもに配線しましたので入力とノイズ発生源?が接近しています(泣き)。

秒の表示を無くす・・・・これはダメです。 私はあのチカチカと変化する表示が好きなんですから・・・
できることなら更に下位の0.1秒も表示したいほどです(笑い)

暇ができたらノイズ問題を勉強してみます。応援をお願いします。

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やっとできあがりました (実習生)
2014-12-16 08:14:42
弁慶さん、コメントありがとうございました。
やっと出来上がりました。
そうです、この時計は実用品ではありません。 
一日で72分狂ったって一向に構わないのですよ。(笑い)
何しろ1ヶ月も掛けて作った「芸術作品」ですからね。

正確な時計なら1000円も出せば10万年で1秒の誤差(電波時計)が入手できます。
賢明な方はこちらを選択するでしょうね。
まっ、暇つぶしのお遊びでした。
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完成 (団塊工房)
2014-12-16 20:43:45
 完成おめでとうございます、見事な出来です。 時計の動きを眺めているだけでも結構楽しめますね。
時間のズレは、カウントパルスの信号に誘導ノイズが乗ったという事だと思いますが、まずはここに得意のコンデンサーいれてどう変わるか・・。 おっと、デバッグの楽しみはこれからですね。 先日、秋葉原に行ったら、蛍光表示管の時計キットが8000円で売っていました。
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形だけはできあがりましたが・・・ (実習生)
2014-12-17 08:58:34
団塊工房さん、おはようございます。
お祝いのおことば、ありがとうございます。
まぁ、何とか形はできあがりましたが、まだ本完成とはいえない状況です。
でも、年末の忙しいときにこんなことに夢中になっていたらお代官の雷がおちるので一応切りをつけました。
閑になったらまた原因調査を始めるつもりです。
(得意のコンデンサー?・・・・えへへへ(笑い))

蛍光表示管・・・これも懐かしいですね! 緑色に輝く表示管できれいですよね。 これが8,000円ですか!

赤く輝く7セグメントのLED表示器・・・こういったものの液晶パネルに置き換えられて忘れられていきましたね。
LED7セグメントは沢山あるのでこれを使って時計2号を作ろうかな???
応援をよろしくお願いします。

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