何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

3連装バーナーにしてみる      ~  ボイラーの火力をアップ  ~ 

2016-02-04 20:14:50 | エンジン工作

2016/02/04(木曜日) 晴れ


昨日は節分、そして今日は立春だ。
暦の上では今日から春だけど外はまだまだ寒い。
その寒さを押して朝から工作に励んだ。

昨日のボート走航テストでは2連装バーナーはそれなりに効果があって、今までよりも
ボートの速さは良くなった。
とはいえ、その動きは満足いくものではない。
走行中のボイラー蒸気圧は1気圧そこそこでスクリューを空転させたときと変わりがない。
走行中のボートのエンジンを停止させ、蒸気圧が上がるのを待ってから(ボイラーからの蒸気が
遮断されるので釜に蒸気が溜まって圧力が上がる)エンジンを再スタートさせると、一時的に
早く走ってくれる。
この時は蒸気圧は2気圧近くになっているはずだ。(安全弁は2気圧付近で作動する)
運転中、ボイラーが常時2気圧の蒸気を供給してくれれば良いのだが今の火力ではそれができない。
せめて1.5気圧でもいいから・・・・・・

よーし、バーナーを3連装にしてみよう。
それでもダメなら4連装に・・・・・・


↓ ボイラーをボートから降ろして分解した。



↓ 燃焼室を見てみると火力の強い部分は前の方(火口より前方)に偏っているみたいだ。
   これを中央に持ってくれば少しは改善されるかもしれない。



↓ バーナーの表面は焦げたカス?(銅の酸化物?)が積もっていた。



↓ これを見るとやっぱり先端のほうが火力が強そうだ。



↓ 釜底をみても前部が強火力で炙られている。 これが中央部にくるようにすれば良いかも・・・・・



↓ 3連装にしても全体の幅はこのくらいにしなくては・・・(幅が広いと炎が釜の脇を炙ってしまう)



相互のバーナーの間隔が狭いと燃焼室に固定する方法が難しい。
まっ、それは後で考えるとして切込式の筒型バーナーを工作した。
これで3つ目だから簡単にできるだろうと思ったらそれが思うようにいかず、結構時間がかかってしまった。
初めて作るときは、無我夢中で良し悪しも考えずに工作するから作業も捗る。
ところが、2つ目、3つ目はもう少し良く作ろうと欲が出てきてあれこれ考えてしまい(下手の考え休むに
似たりで)時間がかかってしまうことがある。





さぁ、残るはノズルの工作だ。
3連装が失敗の場合は元の2連装に戻すこともあるから、今の2連装ノズルは残しておいて
新しく3連装ノズルを作ることにした。
それにはもう時間がない。
この続きは明日にしよう。
明日は燃焼テストまでいけるかな?   ガンバローっと・・・・・・・ 
コメント (2)
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