こりすの工房便り

趣味の手芸や旅行、日々の出来事を紹介します。

道東旅行23 *知床散策 1*

2012-10-12 17:43:17 | 旅行―北海道
エゾシカ


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知床半島の続きです。

五湖を3時間かけて回る予定でしたが、一湖しか行くことができなかったので、
時間が大幅に余ってしまいました。

それで、代替として他の場所を案内してくださることになりました。


場所は知床五湖から、少し山を下ったところにある
『知床自然センター』からの散策道です。


この散策路は時々クマも出没しますが、登録引率者さんが案内してくださるので安心して行くことができました。


まずは知床自然センターに到着。

下草が沢山あるし、霧で草に露がついているので、
ビニールのズボンを持っている人はここで履いたほうがいいですよといわれて、皆さんカッパやズボンで完全装備をしました。


少し時間があったので自然センターの中を見学

建物の中に動物の足跡がペイントされています。





見学する人の為にいろいろと楽しいものが展示されていました。

キツツキの種類と大きさ。


鳥の羽


実物大に作った鳥

この鳥、以前写真で見たことがあったのですが、
名前を忘れてしまいました。


準備が整ったらいざ出発です。

最初は少しだけ車道を歩きます。
わき道に入ったとたんに、
エゾシカと出会いました。
今日のトップの写真です。

このエゾシカ、人間が沢山見ているのに、平気なんですよ。
人なれしているのでしょうか?


森を歩きます。
森の色が美しいです~~~




蝉の抜け殻を発見しました。

とても小さな蝉の抜け殻です。

後から「コエゾゼミ」という蝉だということがわかりました。

あれ?この植物の名前なんだったけ?

もうすっかり忘れてしまいました。
茎に耳たぶが付いているんです。(笑)
そんな感じの名前だったと…


さらに進むと、大きな穴が目の前に

ヒグマの冬眠穴だそうです。

もう10年も前に作られたもので、
ヒグマは一度作ったものをまた使うことはないそうです。


木々の間から草原が見えてきました。



すご~~~い。
綺麗!

一角だけ木が1本も生えていなくて、
一面ワラビの絨毯が広がっています。



ツアーの女性陣はこぞって、「このワラビ採りたい~~~」
と言ってましたが、
ここは世界遺産の知床なので、採ってはいけません!
でもそれにしてもすごい量です。

あくが強いので、エゾシカも他の動物も食べないので、こんなに群生しているのだそうです。

このワラビ畑の真ん中を歩いていきます~~~


何故、ここだけ木がないのかというと、
もう少し進むと海が見えてきます。

海風がこの場所を吹きぬける為に、背の高い木が育たないそうなんです。
本当に風が吹くであろうと思われる所だけが、ワラビ畑なんですよ。
自然の力ってすごいですね!