こんなの家に欲しい！・・・

では、今日も元気にいきましょ～
今日もお仕事のお話しで～す

惣菜コーナーで作るお惣菜の種類は、かなりの数になります。（数十種類）
でも、これらを作るのに使っている機械は、大きな調理器をたった一台だけです。
機械の名は、通称”コンベ”。
本当は”コンベクションなんたらかんたら～”と長ったらしい名前があるのだけれど、
めんどくさいから、みんな”コンベ”と呼んでいます。
この機械ねえ～、すごいんだよお～。
コレ一台で、焼き物・煮物・蒸し物・温めまでやってしまえるんです！
さすがに揚げ物だけは出来ないので、別に専用の大きなフライヤーがありますがー

初めて見たときは、オーブンレンジの業務用か？と思った私ー
でも、電磁波とかは使ってないみたいで、
焼き物は熱風で焼くのよ！
蒸すのはちゃんとスチームが出るし、
煮物は、なんで煮えるのか、まだよくわかってないんだけど、
とにかく食材を下ごしらえして、コンベに入れて、
設定メニューと温度と時間をセットしてスタートボタンを押せば、
時間が来るとブザーでお知らせしてくれるーという代物。

これ、ウチの台所に欲しいわ～と、いつも見るたび思うのです。

え～、kokiyuさん大変だっていつも言ってるけど、
そんな便利な機械があるなら、たいした事ないじゃん。と、
思われるかもしれませんが、

私が大変ーと言っているのは、覚える事が沢山あると言う事ー
まず、その日のメニューは何なのか？から始まって、
それぞれの食材が畳４畳半くらいある冷蔵庫・冷凍庫の中のどこにあるのか？
それぞれの料理の下ごしらえの仕方と、
ひとつひとつの料理の設定メニューや温度や時間が違う事と、
要領よくいっぺんに沢山の調理をする為の、調理の順番と、
それぞれどの入れ物を使うのか？
トレーなのかパックなのか？それはどのサイズの物なのか？
パッケージを付ける物とそうでない物、シールを貼るものと貼らない物と、
量り売りの物なのか、そのまま一律の値段の物なのか？
その日、お弁当に使う物なのか？もし使うならどれだけ必要なのか？
それからえ～っと・・・

とにかく、とっても便利な機械はあるんだけど、
やっぱり覚えなくちゃならない事は山ほどあるのですー
以前の記事にも書いたけど、これらのマニュアルがないので、
全て毎回、口頭で教えられる・・・

昨日作った料理を今日も作るとは限らず、
一度教えてもらってから、何日もしてから作れーと言われても、
その頃にはすっかり忘れてる・・・
で、「すみませ～ん、これどうやるんでしたっけ？」と、再び聞くハメになるー
しかも、聞いた相手によって、微妙に違ってたりすると、
もう私の頭の中は、（＠＠）・・・

その上、時々、お寿司コーナーから助っ人が来るんだけど、
この人たちがやたらとうるさい。
普段、こっちは殆んどやってないくせに、なんだかんだと出しゃばってくる。
私が一番新人だから、
「それは違うよ。こうだよ。」と、教えてくれるのはいいんだけど、
大抵の場合、間違ってる事が多いー

いつか、お寿司コーナーからの助っ人をギャフンと言わせてやるう～
そんなことを考えながら、
今日も回転の悪い頭をフル稼働させて、調理の手順を必死で覚えてます。
（毎日家に帰ってから、
　その日に教えてもらった調理方を思い出しながら手帳に書き込んで、
　自主復習しています。
　子供と一緒に、お勉強タ～イム）


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