妬んでしまう・・・って

先日の事、
その日、私はＰＣをいじっていて、主人はそのすぐ後ろでうたた寝をしていた。
主人は、Ｔシャツの袖ををまくり上げた状態で、私の方に背を向けて横向きになって寝ていた。
私は、何気なく振り返って、主人の方をぼんやり見ていたんだけど、
フト、気がついた。
その主人の腕が、なんだか凄く、綺麗に見えた・・・

私は気になって、ＰＣの椅子から立ち上がり主人の近くに行った。
そして、そっと、主人の腕を触ってみた・・・
ナニコレ！　何てすべすべなの！！！

主人の上腕は、しっとりとして滑らかですべすべー
もう、頬ずりしたくなるくらい！　・:*:・(*´∀｀*)ウットリ・:*:・

実は、主人の肌は、とても白い。
男の人だし、仕事柄外で動くことが殆どだから、顔や手とか外に出る部分は、ものすごーく真っ黒に焼けているんだけど、
服を脱ぐと、胴体は真っ白だったりする。
もう私なんかより、う～んと白くて、
裸になると腕や顔と色が違い過ぎて「パンダか！」と思うくらい笑えてしまうのだけど・・

私の母は、いわゆるもち肌だ。
それはそれは羨ましいくらい、白くてもっちりしっとりとして、触るとトッテモ気持ちいい！
その娘の私は、残念ながら父に似たらしく、母の肌とは比べ物にならないー
だから、私は以前から主人の肌の白さが羨ましかった。
最も主人は男だから、白い肌はあまり好きではないみたいだけど・・

そんな主人の肌、私より白い事は知っていたけれど、こんなにも滑らかだった？
主人が寝ているのを良い事に、寝ている主人の上腕を触りまくった。
そのうち、
この滑らかな肌はどこまで続いてるんだ？ と疑問に思い、他の部分も調べだした。
足と下腕は、毛が生えているからそんなに滑らかじゃない。
顔も、長い間日差しや外気に晒されてるし髭もあるし、若い頃のニキビの後もあって、むしろザラザラ。
私は主人の顔を覗き込んで、寝ているコトをもう一度確認して、
上腕を触っていた私の手を、Ｔシャツの中に滑り込ませるー
背中は・・・
う～ん、肩甲骨の辺りまでは滑らかだけど、そこから先はそうでもない。
では前は？
上腕から肩にかけてはまだ滑らかだけど、胸元近くまで行くとそうでもないかなあ～？
今度はＴシャツをめくり上げて、お腹の辺りをチェック。
胸毛や腹毛があるから、手触りはイマイチ・・・
やっぱりこの滑らかな肌は、上腕から肩にかけてだけらしいー
それにしても、この上腕、ホントーに滑らかだわあ～。
すべすべしているだけじゃない。
ベタベタと言うほどでもない適度な湿気もあり、本当にしっとり。でも、すべすべとして、撫でるとサラッとしている。
吸い付く様な私の母のもち肌とはまた少し違う。
こう、なんていうか、健康的な白さと滑らかさ？とでも言うか・・・
何より、キメがすごく細かい！

ウットリと主人の上腕を撫でまわしていた私だったんだけど、
段々、この腕がものすごーく羨ましくて、いやそれ以上に、妬ましくなってきた・・・
ああ～私もこんな肌だったらなあ～。゜・*:.。..。.:*・゜(*´∀｀)。. .。.:*・゜゜・*ポワワワァァン
私もこんな肌が欲しいなあ～。(人´∀｀)．☆．。．:*・゜
この肌が欲しいなあ～。~ヘ(´ー｀*) カモーン
この肌、私の物にならないかな・・・・(;一一) ジィー
切り取って移植したい・・・Σヽ(｀д´；)ノ うおおおお！

なんて事を考え出した時、突然主人の声が聞こえた。

主　「おまえ、なにやっとるんや？・・・」
私　「・・・・・・。」

いや、こんだけ触りまくられれば、そりゃあ目も覚めるよね？

いやあ～、主人が目を覚ましてくれて良かった。
もう少しで私、主人の肌を剥ぎ取るところだったかも・・・
ヘタしたら、犯罪だったなあ～。

とにかく、憎らしいほど主人の上腕の肌がキレイだった。
と言うお話しでしたあ～。