ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

さかな、さかな、さかなあ~・・・って

2015年08月06日 08時33分28秒 | 思う事・・・
先日の事です。
仕事から帰って来た主人が、友人から電話があって少し出かけていました。
私は夕飯の用意をしていたんだけど、そこに主人が大きなバケツを持って帰ってきました。
主人が私に言いました。
主 「あ!もう夕飯の用意しちゃったのか・・・」
主人が持っていたそのバケツには・・・

60㎝級のツバスが1匹
50㎝級のアジが1匹
40㎝級のタイが2匹

私 「・・・・・。 どしたの、コレ?」

主 「俺、今日の釣りキャンセルしたから土産だってさ。

そう、主人はこの日、本当は友人と釣りに行くはずだったんですが、
急に仕事が入って、直前でキャンセルしたんです。
直前だったので、しっかりキャンセル料も取られていたので、友人達がお土産に釣れた魚を持ってきてくれた。とー
この日、かなり大漁だったそうで、沢山釣れたそうです。
しかし・・・
こんなデッカイ魚を計4匹も、どうしろと?

主 「チャチャッとさばいてサシミにして食おうよ~。

アナタ、何を言い出す!
漁師町育ちのアナタのお母さんと違って、私は海なし県で生まれ育った人間なのよ。
こんな大きな魚、丸ごと1匹をそんな簡単にさばけるワケないじゃない!
って言うか、現代の主婦で、大きな魚を丸ごとさばける主婦って少ないと思うよ。
昔なら、近所の魚屋さんに持ち込めば、さばくのだけでもお願い出来たけれど、
今はもう大きなショッピングセンターなんかに押されて無くなってしまっている・・・

主 「何でもいいから、テキトーにさばいてよ。包丁あるやろ?

そう、ウチには大きな出刃包丁があったりする。
以前タイ釣りにハマった主人、度々大きなタイを丸ごと持って帰ってきていたので、
その時に、出刃包丁と鱗取りの道具を購入していたから。
でも、その頃のタイは、ぜ~んぶ丸ごと塩焼きにして食べていた。
だから、鱗を取ってお腹を裂いて内臓を取り出すだけで良かったんだけど、
今回はワケが違う!
60㎝クラスのツバスは、ツルツルとした肌をしている。
それを3枚おろしにしてサシミにしなければならないー

ブツブツ文句を言っていた私だけれど、放置しておくワケにもいかないので、
仕方なく出刃包丁を引っ張り出してきて、魚をさばきだした。
主人にも手伝わせて悪戦苦闘。
私 「アナタ、そっちしっかり押さえててよ!」
主 「頭のほうか?」
私 「違う!しっぽの方!」
主 「わあ~!!おい、俺の指落とす気か!
私 「そんなワケないでしょ!ちょっと魚がツルツルして滑るのよ!
主 「ウッワ~、気持ち悪い~~!
私 「アナタ、それを私にやらせてるんでしょうが!ホラ、しっかりそこ押さえてて!
主 「はいはい・・

せっかくの新鮮な立派なツバスが、モロモロになっていく・・・
ああ~、もったいない・・・ 魚屋さんって、尊敬するわあ~
悪戦苦闘する事、およそ3時間。
何とかツバスを3枚におろし(身はかなりボロボロ・・・)、サシミにする部分以外は煮つけにしました。
アジとタイの鱗とお腹を開いて処理をする。タイは、1匹私の実家にお裾分けして、
やっとサシミが家族の口に入ったのは、もう夜9時を過ぎていた・・・
切り方はボロボロだったけれど、それでも新鮮なツバスのサシミは美味しかったです。

アジとタイは一旦ラップに包んで冷蔵庫に保存。
翌日、2匹とも塩焼きにして美味しく頂きました。
更にその翌日は、ツバスの煮つけを堪能。

ハア~、魚づくしの3日間でした。

ただ、お魚が持ち込まれた日が、ちょうどゴミ収集日だった為、それから後が大変だった。
次のゴミ収集日まで4日ある。
連日猛暑の今、次のゴミ収集日までとてもじゃないけど魚をさばいて出た生ごみを置いておけない!
お魚をさばいた翌日、私は朝から生ごみを持って車に乗ると、
その日がごみ収集の隣の町内まで捨てに行ってきましたよお~。
他所の町内のゴミ置き場にゴミを置いてくるのは気が引けたけれど、しょうがないですよねえ~。

☆ あと、魚をさばいた後の台所も大変だった。
  そこらじゅうに鱗が散らばっている。
  私にしては珍しく、台所を綺麗に掃除したばかりだったのになあ~。