その日、私は郵便局に行くつもりでした。
郵便局は、ウチから車で5分ほどの距離。
まあ、急ぎの用でもないし、最近ちょっと?太ってきたし、明らかに体力が衰えてるから、
たまには自転車で行こうかな~。(それでも歩きじゃないんかい!)
私は庭の片隅に置きっぱなしの、私の自転車を引っ張り出しました。
この自転車、もう10年以上前に、友達のお母さんのお古を頂いたと言う、かなり年季が入ったママチャリ。
しかも、ここ数年は、全くと言っていいほど使っていなかった。
おかげで、タイヤの空気はペチャンコだし、雨風に晒されてアチコチ錆びてるし、
ペダルを回すとギイーギイー鳴るし、ベルは壊れて上半分無くなっていて中が丸見え、
そのうえ自転車の籠には、主人がごみ箱代わりに放り込んだであろう空き缶がゴロゴロ入っていた。
ため息をつきながら、タイヤの空気を入れて雑巾で少し自転車を拭いた。
そしてごみ袋を持ってきて、籠の中の空き缶をブツブツ言いながら取り出していった。
私 「まったく~、なんでアイツは、ゴミをゴミ箱に捨てる。って事ができないかなあ~?
こんな所に空き缶入れられて、結局片づけるのは私なんだから・・・・」
籠の中から空き缶が減ってくると、その下に何か入っているのが見えてきた。
私 「ん?なに?何か毛がムクムクしてる?」
次の瞬間、
私 「キャアーーーーーーーーーー!目玉おやじ!!!」
籠の底に、あったのは、コレ
クリックすると拡大
むか~し、私が使っていた手袋が入っていたのだけれど、何故かその手袋から”目玉おやじ”が出現した!
拡大したもの
もう一個の方は、まだ生まれてくる途中なのか?
私 「あ~、びっくりした・・・。
ナニ、ナニ、なに~? これナニい~? なんか、気持ち悪いんですけどお~~~」
落ちていた小枝を拾って、恐る恐るツツイテみた。
反応ナシ・・・。
結構固いよね?
まさか、本当に”目玉おやじ”! な訳はないから、何か虫のサナギかな?
小枝を引っかけて、何とか籠から取り出そうとするのだけれど、雨で水が染み込んでいるらしく、ズッシリと重い。
だからといって、手で取り出す勇気もなく、仕方なしにそのまま自転車に乗って郵便局に行きました。
ペダルを回すたびに、ギイーギイーと大きな音を出す自転車は、とっても恥ずかしかった・・・
でもそれよりも何よりも、、
見ないようにはしてるんだけど、ついつい”目玉おやじ”に目が行っちゃって、視線?が合う度に、
私 「ヒエ~~~~~!」
と震え上がりながら自転車を漕いだ私です。
結局、このナゾの目玉おやじは、そのまま自転車と共に庭の片隅に戻しました。
(だって~、気持ち悪くて、とてもじゃないけど触れな~い!)
その日の夜ー
11時には布団に入った私。でも、ナゼかちっとも寝つけない。
布団の中でモゾモゾゴロゴロしていた。
”あ~、全然寝れない!もう何時だろう?主人もコデブも寝たみたいだけど・・・”
その時、1階にある家電話が鳴った。
それも、ワンコールだけ・・・・
”え?こんな夜中に誰が電話?それもワンコールだけなんて、なんだか気味が悪いなあ~”
布団の中から手を伸ばして、携帯を開いて時間を見てみた。
午前1時36分・・・・
”イヤア~~~~~~~~、丑三つ時じゃないのおお~~~~~~~~~!!”
ウワ~ン、誰よお~、こんな時間に電話するヤツう~~~~!
間違い電話だったとしても、ワンコールで切るなよお~~~~!
昼間、”目玉おやじ”と対面してるし、時間が時間だけに、怖いだろ~がぁ~!
☆ 翌日、再び古い手袋に付いた”目玉おやじ”を、よ~く観察してみた。
使っていたのがあまりに昔で、私は覚えていないのだけれど、
どうやらこの手袋には、フワフワのボンボリ?が付いていたみたい。
それが、自転車の籠に放り込まれたまま、何年もの年月を経て、
雨風に晒されて、こんな姿になったようです。
正体が分かっても、やっぱり何だか気持ち悪い・・・・
郵便局は、ウチから車で5分ほどの距離。
まあ、急ぎの用でもないし、最近ちょっと?太ってきたし、明らかに体力が衰えてるから、
たまには自転車で行こうかな~。(それでも歩きじゃないんかい!)
私は庭の片隅に置きっぱなしの、私の自転車を引っ張り出しました。
この自転車、もう10年以上前に、友達のお母さんのお古を頂いたと言う、かなり年季が入ったママチャリ。
しかも、ここ数年は、全くと言っていいほど使っていなかった。
おかげで、タイヤの空気はペチャンコだし、雨風に晒されてアチコチ錆びてるし、
ペダルを回すとギイーギイー鳴るし、ベルは壊れて上半分無くなっていて中が丸見え、
そのうえ自転車の籠には、主人がごみ箱代わりに放り込んだであろう空き缶がゴロゴロ入っていた。
ため息をつきながら、タイヤの空気を入れて雑巾で少し自転車を拭いた。
そしてごみ袋を持ってきて、籠の中の空き缶をブツブツ言いながら取り出していった。
私 「まったく~、なんでアイツは、ゴミをゴミ箱に捨てる。って事ができないかなあ~?
こんな所に空き缶入れられて、結局片づけるのは私なんだから・・・・」
籠の中から空き缶が減ってくると、その下に何か入っているのが見えてきた。
私 「ん?なに?何か毛がムクムクしてる?」
次の瞬間、
私 「キャアーーーーーーーーーー!目玉おやじ!!!」
籠の底に、あったのは、コレ
クリックすると拡大
むか~し、私が使っていた手袋が入っていたのだけれど、何故かその手袋から”目玉おやじ”が出現した!
拡大したもの
もう一個の方は、まだ生まれてくる途中なのか?
私 「あ~、びっくりした・・・。
ナニ、ナニ、なに~? これナニい~? なんか、気持ち悪いんですけどお~~~」
落ちていた小枝を拾って、恐る恐るツツイテみた。
反応ナシ・・・。
結構固いよね?
まさか、本当に”目玉おやじ”! な訳はないから、何か虫のサナギかな?
小枝を引っかけて、何とか籠から取り出そうとするのだけれど、雨で水が染み込んでいるらしく、ズッシリと重い。
だからといって、手で取り出す勇気もなく、仕方なしにそのまま自転車に乗って郵便局に行きました。
ペダルを回すたびに、ギイーギイーと大きな音を出す自転車は、とっても恥ずかしかった・・・
でもそれよりも何よりも、、
見ないようにはしてるんだけど、ついつい”目玉おやじ”に目が行っちゃって、視線?が合う度に、
私 「ヒエ~~~~~!」
と震え上がりながら自転車を漕いだ私です。
結局、このナゾの目玉おやじは、そのまま自転車と共に庭の片隅に戻しました。
(だって~、気持ち悪くて、とてもじゃないけど触れな~い!)
その日の夜ー
11時には布団に入った私。でも、ナゼかちっとも寝つけない。
布団の中でモゾモゾゴロゴロしていた。
”あ~、全然寝れない!もう何時だろう?主人もコデブも寝たみたいだけど・・・”
その時、1階にある家電話が鳴った。
それも、ワンコールだけ・・・・
”え?こんな夜中に誰が電話?それもワンコールだけなんて、なんだか気味が悪いなあ~”
布団の中から手を伸ばして、携帯を開いて時間を見てみた。
午前1時36分・・・・
”イヤア~~~~~~~~、丑三つ時じゃないのおお~~~~~~~~~!!”
ウワ~ン、誰よお~、こんな時間に電話するヤツう~~~~!
間違い電話だったとしても、ワンコールで切るなよお~~~~!
昼間、”目玉おやじ”と対面してるし、時間が時間だけに、怖いだろ~がぁ~!
☆ 翌日、再び古い手袋に付いた”目玉おやじ”を、よ~く観察してみた。
使っていたのがあまりに昔で、私は覚えていないのだけれど、
どうやらこの手袋には、フワフワのボンボリ?が付いていたみたい。
それが、自転車の籠に放り込まれたまま、何年もの年月を経て、
雨風に晒されて、こんな姿になったようです。
正体が分かっても、やっぱり何だか気持ち悪い・・・・