14日から16日までマユピの部屋にお泊まりして彼女の舞台を観てきた。三日間で5公演。AプロBプロ、ダブルキャストありの複雑な構成でここに書くのは無理。(笑)白鳥の湖のダイジェスト版と、日原永美子さんのコンテ「オディールの涙」かバレエコンサートという構成。マユピは白鳥の湖は四羽の白鳥、ナポリ、コンテはアンサンブルで、バレエコンサートはパ・ド・トロワ。のべ9曲を踊る。白鳥はダイジェストと言っても通常の物がパフェならこれはトリュフ。こんな「濃い」のは見たことがない。舞台が狭い分伝わるものが強いのかこんなに感情あらわなジークフリードも、こんなに憂いのあるせつないオデットも、ここまで小悪魔ちゃんなオディールも見たことがない。これじゃお坊ちゃまの王子などコロリとだまされてしまうのは当然。見ごたえ十分で満足。「オディールの涙」は簡単に言うと父親に対する愛情と、そんなつもりもなく命じられるままに近づいた王子を愛してしまった悲しみ。愛と愛の板挟みに自分自身に刃を突きたてようとするが神はそれを許さず。。。大人のストーリーね。マユピ自体は踊り始めて20年初めてのアクシデントがあったが、その後は何の影響もなく踊りきった。大人になったなぁ。ちょっと前なら舞台袖で号泣してたはず。。(笑)踊りも心も確実に成長していることにちょっと感動。マユピを育ててくださっている皆さんに感謝。そしてマユピ、お疲れ様。良かったよ!