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蒲田耕二の発言

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デスパイネ

2022-10-15 | スポーツ
現代フランス語の gnという綴りは、中世フランス語では ign と綴った。iはサイレントである。哲学者の Montaigne は、現代フランス語ではモンテーニュだが、彼の生きていた時代にはモンターニュと呼ばれていた (はず)。現代のmontagne (山)と同じですな。

で、ここに突如登場するのがソフトバンクのデスパイネさん。彼の背文字を見ると、Despaigne とある。これ、間違いなく d'Espagne の中世フランス語綴りだよね。彼の祖先がスペイン出身の出自を忘れないために、こういう家名を名乗ったんじゃないだろうか。この人、アフリカ系だから見当外れかもしれないが。

なお、モンテーニュも母方はスペイン出身のセファルディムだった。

ちなみにデスパイネ氏、ロッテ時代は登場曲に「ブブリチキ」を使っていた。キューバの野球選手がなんでロシアのジプシー民謡を、とか思ったが、そうか、あの曲、キューバ時代のセリア・クルースが「Mágica Luna」のタイトルで歌ってヒットさせたんだよな。デスパイネにすれば、懐かしい祖国の歌、以外の何物でもないのだろう。

彼にとって、今年のシーズンも終わっちゃったね。

それにしても、万年Bクラスだったオリックスとヤクルトが2年連続でシリーズ進出。監督が変わると、ここまでチームも変わるんだね。


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