蒲田耕二の発言

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炎上商法

2018-12-06 | 社会
山手線の田町・品川間に誕生する新駅の名前が高輪ゲートウェイに決まったというので、悪評フンプン。噺家(志らく)から東京新聞の筆洗まで、悪口のオンパレードだ。

ところが、これがJR東日本の思うツボで、バッシングされればされるほど同社は内心ほくそ笑んでるんだと。

なるほどなあ、「高輪」や「芝浦」じゃこれほどの話題にはなんなかったよな。近ごろトミに浮世離れしつつあるオレですら、一発で新駅名を覚えちまったもん。

西日暮里なんか、出来てから50年後のいまだに、あれ、「新日暮里」だっけ、とか思ってしまう。

50年前のJRは国鉄、まるで商売気がなかった。というより、乗せてやるからありがたく思えが見え見え、生産性やサービス精神など完全無視の官僚的巨大組織だった。

それが民営化されて一転、いまや利益追求のオニ。ルミネだのアトレだの、駅という地の利を生かしたショッピング施設をバンバン建設して周辺の商店街を圧迫。家族経営の零細企業を廃業に追い込むようになって久しい。

「ゲートウェイ」なる命名も、カネの入り口はここ! てココロじゃないかね。どうせ、駅舎建設だけで済むワケないし。

ま、いずれITネイティブな若者たちがウィットに富んだあだ名に呼び替えてくれることでしょう。彼らはこういうダサいケース、真っ先に餌食にするからね。

と言いつつ、オレもJRの炎上商法に加担しちまってるなあ。

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