今回は沓座モルタルの打替え。
先日紹介しました金属溶射した
支承部分の高さを調整したり、
荷重を下部工に伝える役割を
しているモルタル部分の劣化箇所を
取り除き、新しくモルタルを打設
という作業。
全ての支承に設けられている
わけではなく、しかもその中で
劣化が激しい箇所ということで
今回は4箇所を補修。
まずは、着工前
暗くて分かりにくいですが、
モルタルはバキバキに割れてます。
それを取り除いた後がこちら。
橋脚部分も1㎝はつり取る設計なので、
穴が開いた様な仕上がり。
雨上がりなので水も溜まってます。
その後清掃してひび割れ防止の鉄筋設置。
で、型枠を設置して、
翌日にモルタル打設。
モルタルはコンクリートと
違ってトロトロ。
というか、ドロドロに近いか。
なので柄杓ですくって
流し込むイメージ。
打設後数日養生して、
型枠解体して、
完成。
しっかり土台ができた感じ。
1月にはモルタルの上に載っている
ように見える支承を金属溶射で補修予定。
この写真では分かりにくいですが、
支承は、部分的にミルフィーユの
ように薄く層状にサビてます。
今は、この箇所の金属溶射作業
のために足場を設置中。
12月初旬には足場が完成し、
年内は、足場完了箇所の
防寒等の養生と施工完了箇所の
足場を解体する予定。
雪が積もらないことを祈るばかり。
土木部 1330
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