現場は降雨が少なく順調に進捗しています。
砂防本体施工のため、現状の河川を
迂回させるための仮水路も完成し、
一昨日に通水しました。
先日、災害復旧工事に携わる発注者、施工業者で
組織する安全連絡協議会が開催され、
開会のあいさつでは、厚真町の副町長さんが
おっしゃっていましたが、すでに町内では100を
超える工事が発注され施工が進んでいるそうです。
また協議会では、工事施工中の労働災害防止と
題して苫小牧労働基準監督署署長さんや
監督署職員さんの講話があり労働災害防止に
ついて話を聞いてきました。
話の中では、今回の地震災害は法面の崩落
が多くを占めており、災害復旧工事施工中も
追加の崩落や降雨による土石流などの
2次災害に十分注意しなければならないと
注意喚起がなされ、後日発注者からも
工事施工場所より上流の自然ダムの状況を
確認するよう指示がありました。
で、確認してきました。
結果、自然ダムは3ヶ所。
そのうち1ヶ所の写真。
写真上部に施工中の現場が確認できます。
自然ダムはありましたが、
土提があるような状況ではなく、
木が重なり合って流路を塞いでいるような
状況で、河川の勾配や地形から判断しても
土石流が発生するような状況ではなさそうでした。
それでも用心するに越したことはありません
ので、定期的に自然ダムの状況を確認しようと
思います。
ちなみに、約3㎞上流まで徒歩で確認して
きましたが、道中「山の主」の排便箇所が数か所。
最近厚真町内では、日中でも目撃情報が
寄せられているのですが、地震災害で
餌が無いのでしょうか?
それとも災害復旧工事が多く居場所が
無いのでしょうか?
こちらも十分注意が必要です。
本体施工の準備も着々と進んでおり、
一昨日と昨日でプラントも組みました。
このプラントの役割は、今後改めて紹介します。
来週からは砂防本体の床掘りを開始、
また残土の搬出も予定しており、
やってる感が出てきます。
土木部 1330