Civ3(3) - 侵攻開始

2006-11-26 08:53:15 | Civilization

3つ目の記事。 過去分から読んでください。↓
Civ3(1) - 世界の幕開け
Civ3(2) - 軍拡を以って対峙した




火薬技術を開発したため、火薬系ユニットの生産に不可欠な硝石資源の産出地が見えるようになる。
中世中期以降は最先端の軍事力を維持するためには、この硝石が重要になってくる。
で、産出地を見ると、ロシア国内に一つ沸いていてまずはほっとしたところだが、
なんと産出地がバビロニアとの国境線一歩手前・・・。
おい、あぶないよ。
いつバビロニア側に奪われるかもわからない位置だ。

アッシュール地方の戦略的重要性が硝石の産出によりさらに高まってしまった。
こうなったら是が非でも、アッシュール地方は割譲してもらわねばならない。
戦争をしてでも・・・。
第1軍を国境線近くに移動させ、もう一度アッシュール割譲の件について聞いてみる。

ロシア 「以前交渉したアッシュール割譲の件、まだだめ?」
ロシア 「見てわかるだろうけど、アッシュール国境のすぐ近くに硝石出てるんだ。」
ロシア 「こちらの防衛の要だ。」

バビロニア 「まぁ、お互い要なわけだ。」
ロシア 「そうだ。 当然、そちらも相応の準備で臨んでるはずだ。」
ロシア 「こちらも準備を整えた。 これが最終交渉だ。」
ロシア 「もし応じないなら、国防の為に攻め込むことになる。 次のターンまで待つ。」

この時同時に、ヒッタイトに「バビロニアと戦争になりそう」ということを伝えておく。
ヒッタイトはイギリスの出方が気になるようだった。
あと非武装地帯である「アレッポに防衛隊送っていい?」とも聞かれ、即座に拒否の返事を返す。
どさくさ紛れにヒッタイトに動かれると怖いので、少しでもその可能性を絶つ。
アレッポはロシア軍が責任持って守ることを伝えると、

ヒッタイト 「まあ、敗戦は無いと信じてますよ。」

とのこと。


次のターン・・・。
とうとうバビロニアは考えが変わらなかったらしく、仕方ない。
ロシア軍を越境させ、バビロニア領内へ侵入させる。

ロシア 「世界へ。 ロシアは領土要求の最終交渉が決裂したので」
ロシア 「バビロニアへ宣戦布告します。」

バビロニア 「一方的な領土割譲要求のため、受け入れられない。」
ロシア 「ロシアとヒッタイトと世界の秩序を乱す可能性がある国はどうなるか」
ロシア 「今から世界へ向けて示す。」




最初の衝突はニネヴェで起こった。
事前のスパイ情報により、アッシュールに比べニネヴェの防衛状況ははるかに軽微なことがわかっていたため、
第1波はあえてこちらを先に攻撃することを選んだ。
しかし敵の防衛ユニットは最新鋭のマスケット兵・・・
火薬ユニットが使えるということは、バビロニアも硝石を産出してるんだな。
これは堅い、しかもアッシュールや後方都市からどんどんと援軍が送られてくる。
増大する損害、消耗していく将兵たち・・・。

戦費を捻出するため、研究開発は全てストップさせヒッタイトに一任する。 ヒッタイトもこれを承諾。
参考までに現時点の経済力を聞いてみると、ロシアは研究全て止めても収入が1ターンに48Gなのに対し、
ヒッタイトはなんと88Gも入っているらしい。
二倍近くか・・・恐るべし。
経済力では完全に属国に支配されてる宗主国。

ミネヴェ攻略第1波の損害率が50%を超えた。
半数の将兵が消耗されたので、攻略失敗と判断しエカテリンブルグまで後退させ、補充兵を待ち再編成となる。
敵の追撃部隊も出てこなかったのでこれ以上損害が増えることはなかったが、



これをチャンスと見てとったのか、バビロニア軍が出てきた。
逆侵攻されるが、規模的にこれは都市陥落を目的にした軍じゃない。
本隊かどうかは知らないが、遊撃隊のはずである。
しかし、騎士ユニットが混ざってるということは、やはりイギリスから鉄を輸入していたようだ。
くそ。

このタイミングでヒッタイトが反旗を翻すことも考えられない為、
仕方ないのでヒッタイト方面に張り付けてる第2軍をバビロニア戦線に投入することにする。
中世歩兵を主力にした部隊で機動力はないが攻撃力はある。
第1軍に補充兵と共に合流させ、混成軍として再編成する。



北方のスモレンスク近海にて、バビロニア海軍の艦隊とロシア海軍の間で海戦が発生。
損害を出すも、ロシア海軍の勝利となる。



ロシア領内に侵攻してきたバビロニア軍の部隊により、硝石産出地が荒らされる。
これにより硝石がしばらく使えなくなるが、劇的な戦況の変化にはなりえんのだよ。
そのままバビロニア軍はノヴゴロド北方の山岳地帯へ逃げ込むがそこで捕捉、壊滅させる。

また旧式装備の戦士ユニットが一体侵入してきた。
こんな石器時代のユニットでなにをするのか、蹴散らしてやろうとマスケット兵をけしかけると、なぜか負けるw
乱数が悪かったな・・・ともう一体のマスケット兵で攻撃すると、なぜかこれも負けたwwww
おかしい。
ゲーム開始時から作れる石器時代の初期ユニットなのに、中世中期のマスケット兵が1vs2でも負けるなんて・・・
マスケット兵は防御力は高いが攻撃力は弱いのでさもありかもしれないが、それでも戦士の防御力の2倍はある攻撃力だ。
運が悪かったな・・・
3体目でやっとこさ戦士を撃破するが、この戦士の勇猛な活躍はプレイヤーの間で伝説として残った。



侵攻準備の整った第2波の軍勢。
第2軍を合流させたことで、第1波とほぼ同じ規模を短期間で揃えた。

再度国境を越え、次は本命のアッシュールへ攻撃を開始する。
敵側も補充兵を前線に呼び集めたようで、防備が厚くなっている。
いくら消耗しあっても、戦意は衰えず頑強に抵抗するアッシュール防衛軍。
結果、またもや攻勢は失敗に終わり、消耗した軍を前線から撤退させる。

アッシュール要塞、難攻不落なり。
まるでブレストだ。


引き上げた前線部隊を補充し、三度目の攻勢軍を編成するには時間を要する。
今までの規模を揃えるのはいいとしても、作戦は変えないとあの要塞はまず落ちないだろう。
機動力は失われるが仕方ない、火力集中運用を前面に出し、今までの規模+カノン砲を一定の数揃えることにする。
が、この準備期間でロシア軍の動きが止まったのを見て、バビロニアからメッセージが届く。

バビロニア 「戦闘は終結か? 和平したほうが世界のためだと思うが。」
ロシア 「戦闘による消耗は著しい、これにて領土要求は折れる。 永遠の平和を約束しよう。」

ということで、ロシア-バビロニア戦争は終戦を迎えた。
ロシア軍の侵攻失敗・敗戦という形にはなったが、バビロニア軍はほぼ防衛に集中してたのでロシア国土は大して傷ついていない。
この敗北によりロシア軍は疲弊したが、それは消耗したバビロニア軍も同じ。
だがロシア国として見れば、明らかにバビロニア国より優位な立場に立った。
属国ヒッタイトが裏方として、技術開発などを経済面で支援してくれていたからだ。
終戦にあたり、ヒッタイトが復興支援を提案してくれたが、国土は荒れていないので断った。

次の戦争を見越し、こりずに再度ロシア軍の再編成を始める。
次は圧倒的火力で防御態勢が整う前に粉砕しなければ。
軍隊の維持費を支える為に、内政面は経済力を重点的に開発していく。
ヒッタイトほどではないがロシアの経済状況は改善されていった。
この時の経済状況はヒッタイトのGNPが190で、ロシアが139だった。
二倍突き放されていた時に比べるとだいぶ発展したな。


いっちょ商売でもするか、と硝石資源を売りに出そうとヒッタイトに持ちかける。

ロシア 「ヒッタイトは硝石産出されてる?」
ヒッタイト 「ない。」
ロシア 「買わない?」
ヒッタイト 「いらない。」


~ 続く ~


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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2006-11-27 00:52:11
早く続きが読みたいな
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Unknown (Dancho-)
2006-11-26 17:18:14
>>のえる
君こそ覚えてるとは、執念深いやつだな!
俺は全てSSに撮ってたんで、セリフも残ってるんだよー。
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Unknown ()
2006-11-26 16:28:01
永遠の和平って提案覚えていたのかw
それなのに・・・・続くwww
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