Life is Feudal MMO日誌(6) - 季節と天候

2017-12-05 20:54:36 | Life is Feudal

前回分 → Life is Feudal MMO日誌(5) - 南部連合計画
全記事一覧 → LIF日誌総目次



たとえ明日世界が滅びるとしても、

私は今日リンゴの木を植えるだろう。


── ドイツの神学者 マルティン・ルター


木の成長が嬉しくて荒ぶるtotoさん

最近ようやく果樹園のリンゴや、植林場が成熟してきた。
農業の人たちの成果で農作物も豊富に収穫できるようになっており、
これであらゆる素材となる枝とか木材、また家畜のエサにも困らなくなり、
農作物を調理してくれる料理人もいるので村民の栄養状態も良くなってきた。


このゲームはそのへんがよく作りこまれており、
たとえば魚や肉を焼いただけのものや山菜を拾って食べるだけより、
ちゃんと調理された料理を摂食するとFood Qualityという栄養状態が向上する。

Food Qualityはスキルの上昇速度が向上するので、
基本的にスキル上げがゆったりしているこのゲームでは、
日々の食物で栄養状態を作っておくことは大切なのだ。
なのでみんなの栄養を管理する料理人は、村の発展には割と欠かせない存在である。


うちの村に料理人は何人かいるが、その中でもずっと調理場に張り付いてみんなの胃袋を満たしてくれてる人、
Yuuchanは我がHJPN村随一のシェフだ。
ハンターが狩ったり家畜から出たりした生肉や卵、農作物や釣った魚などは食材庫に集約され、
それをゆうちゃんが調理して食料庫にストックし、各自が勝手に食べるシステムなので、
いわばゆうちゃんは台所の主であり食材管理者である。


料理のストック箱とゆうちゃん

ゆうちゃん 「倉庫に大量にあったクオリティー1のキノコ、食材としては使い道ないので捨てときました~。」

家畜班 「ええええええええええええええ!!!???」

・・・実は家畜班がスキル上げに使うキノコは、ノラの動物の餌付けに使うのだが、
上質なものではなく低質なキノコを使ったほうがスキル効率が良いのである。
テイムに成功するとそこでおしまいだが、失敗し続ければずっとスキル上げができるため、
あえて低質でまずいキノコをストックしてスキル上げに使っていたのである。

それをゆうちゃんは勝手に全部捨てた・・・。
しかし誰も彼女を責めることはできないだろう。
なにせ彼女は料理人なのである。
村民の栄養状態に責任をもつ立場なので、彼女からするとクズキノコはクズ食材でしかないのである。
そりゃアリにでも食わせて当然ということだ。
めっちゃ面白かったけどねw


雨の中佇む、誰かが北方から運んできた雪だるま

そういえばこの地方には雨が多い。
どうやら公式サイトでの情報によると、天候には地域性があり、
北方では雪が降るが、南方では雨が多いと言う。
これによって温暖で降雨量が多い南方では農作物などが育ちやすくなっているらしいのだ。

しかもそれだけではなく、季節の概念もあるらしく、
冬が到来すると農作物が育ちにくくなったりするらしい。(どの程度かはまだ不明だが)
このゲームが始まった頃、ゲーム内ではまだ6月だった。
しかし今はもう8月である。
ゲーム内の1日はリアル6時間らしいので、4倍早く日数が経つことを考えると・・・。
12月の到来までリアルであと1ヶ月ぐらいで、冬季が3ヶ月間だとするとリアル22日間ぐらいは冬場ってことになるのか・・・。
農作物がどれだけ収穫できなくなるかによるけど、リアルな代わりにけっこう鬼畜な仕様だな。

Steam storeでの解禁が1月に延期されたってことは、Steam組が来る頃はゲーム内でいきなり冬場ってことだな。
冬場になると雪国以外でも雪が降ったりするのかな?
なんかそれぐらいしそうだな、このゲームのこだわりようだと。
雪上では移動速度が落ちるので、防衛側が有利となり、
冬季は戦争が控えめになったりして。
それもなんかリアルだな。


HJPN村の丘上から望む夕方の風景

このゲームをやってると、壮大な自然は神の御業であるが、
ただ人間の営みによってそれをぶち壊せるのだということをしみじみ感じる。
人が住むと、森林はなくなり、規則正しく管理された植林場ができ、
土は耕され畑となり、でこぼこだった地面は平らに整地されて道が伸び、
丘は切り崩されて防壁が作られ、人工的な建築物が立ち並んでいく。

地域の人口が増えて開発が進むと、どんどんと元の姿をなくしていく風景は、
かなりリアルでワクワクする要素であり、自然は大事だと思わせられる部分でもある。
この島も植民当初とはだいぶ様相が変わってきたが、今後も変わっていくのだろう。
万が一戦争などによって俺たちが滅び、木々は自然生育によって回復したとしても、
整地跡や鉱山跡などでここに村があった痕跡を見ることができるだろう。

そういった廃墟なども今後の歴史の歩みとともに各地に見ることができるだろうし、
そして大規模な人口を抱える完全に人工的で賑やかな都市も今後できてくることを想うと、
文明の発展とSteamでの開放を待ち遠しく思うのである。


前の日誌へLIF日誌総目次へ次の日誌へ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿