Wargame: Airland Battleをプレイ!

2013-05-07 22:03:02 | Wargame: EE

ゴールデンウィークをまたいでこんばんは!
GW中はずっと更新おやすみしてました!
遊び疲れた。

外でも遊んでたけど、ゲームもしてたよ!
遊んでたゲームは、5月23日発売予定のWargame: Airland Battle
まだ発売してないけど、予約者は今からベータ版が遊べるのだ。

ベータとはいえど一部機能が制限されてる他はほぼ完成されており、
恐らく発売までゲームバランスの調整やバグFixなどが実施されるのだろう。
発売が楽しみ!




Wargameは硬派な軍事RTSで、今回のAirland Battleは前作Wargame: European Escalationの続編。
登場国家やユニットが増え、前作にはなかったジェット機も実装された。

時代としては冷戦前期から後期にかけての兵器で戦う。
ソ連軍の古い兵器だと1940年代のものもあるが、
米軍だと最新はF-117ステルス機やF-15Eストライクイーグルなども。
登場国家はアメリカ、イギリス、西ドイツ、スウェーデン、ソ連、ポーランド、チェコなど、
12国家も登場し、ユニット数は750種を数えるという壮大なもの。




このシリーズではR.U.S.E.時代からの伝統だが、アップにした時のグラフィックは美麗。
今作はそれが一層磨かれ、まるで少し前のFPSのような画像になる。
機械化歩兵部隊が草原でタムロしてるところ。

普段はもっと全体を見渡すような視点で指揮を出すので、
ユニットをゆったり眺めている時間はあまりないが、
激戦区とかだとたまにズームにして戦いぶりを覗いてみたくなる。




対戦人数は2~8人が基本だが、最高では20人の大規模戦もできる。
これは20人対戦というのはシリーズ最大規模でMAPも広く、
当然全体の戦況を把握することはとても難しい。
10人それぞれが自分の持ち場を守りぬくしかないだろう。

反面、規模が大きすぎて多少大味な感もあるが、
大量の戦車や歩兵、戦闘機がそこら中で動きまわる戦場は一度見てみる価値がある。




このゲームの最大の特徴が、デッキシステム。
自分がゲーム内で使うユニット群のことをデッキと言い、これは西側か東側かの制限があるが、
それ以外は決められたコスト内で自由に編成できる。

決められたコスト内でというのがミソで、つまり航空機ばっか入れてると戦車や歩兵をあまり入れられなくなるし、
また人によっては砲撃と兵站を重視したりとかそういったこともできる。
デッキコストの制限はそこまで厳しいものではなく、あまり尖った編成にせず
なんでもできるバランス型の人が多いが、その中でも何を重視するかは人によって違いが出る。
俺の場合ならバランス型であるが歩兵と戦闘機をやや重視し、クラン員では戦車特化デッキの者もいたりとか。

またこのデッキ編成を考えて実際に戦ってまた改良してと、
それを考えるのがとても楽しく、試合時間よりも多いかもしれない。
航空機の場合なら、F-14やF-15は制空権争いに強いが、空戦しかできないし、
限られたデッキコストを節約するなら空戦も爆撃もできるF-16やF/A-18を入れた方が便利かな・・・とか。
A-10は対戦車に強いが鈍足だし使いドコロ難しいな・・・とか。

アメリカ製やイギリス製、ドイツ製など、西側陣営内で兵器をごちゃ混ぜにデッキ編成することも可能だが、
単一国家で編成するとデッキボーナスがついたりする。
野良で外人がスウェーデンデッキを組んでて、なかなかマニアックな・・・と思った。
スウェーデンは独自兵器が多いのでファンも多いのだ。

様々な国の兵器や部隊が登場するので、それらのステータスを眺めるだけでも、軍事マニアならとても楽しい。



先ほどの試合では俺とクラン員のMotokotoppoの3人で共同航空作戦を実施した。
東側陣営でプレイしている時に敵の米軍のM1エイブラムス戦車4輌部隊が突出していたので、
エイブラムスは米軍の最強の戦車なのでこれを航空機で爆撃することに決定。

Motokoがコストが安いMiG-21を4機、そして俺とtoppoが高コストなMiG-29を1機ずつ出して、
緊急的に合計6機で全機爆装の航空部隊が編成された。
まず囮にMotokoのMiG-21が無誘導爆弾を投下し、そして俺とtoppoのMiG-29が対戦車クラスター爆弾を投下する。

これにてMiG-21が1機撃墜されたものの、他は無事に帰還し、M1エイブラムスは4輌全てが破壊された。
作戦は成功しコスト面で圧倒的な勝利である。

作戦に改善策、例えば対レーダーミサイルを積んだ戦闘機でSEAD任務(対空網制圧)をさせながらやればもっと良かったのではないかとか、
戦闘機の侵入経路も工夫の余地があったかもしれない。
でも緊急的に立案され実施された作戦にしては、博打的なところはあったが大成功を収めた。


今作は戦闘機が登場しているので、このように戦いの様相が変わった。
対空網は一層重要なものとなり、より戦術的なゲームになったと思う。
硬派なゲームなので取っ付きにくい面はあるが、
とても面白いしこの手のゲームにしてはプレイ人口が多い方なので、
本作は軍事ゲームが好きな人にはかなりおすすめできる。

5月23日の発売日に恐らくリプレイ機能なども解除されるので、
面白い戦いがあったらセーブして後から見なおしたりするのも楽しみである。