Chivalry: Medieval Warfareを紹介。動画もアップ。

2012-11-14 17:34:32 | その他歴史系

さて、数日前にChivalry: Medieval Warfareをプレイしてみた。動画アップ! でプレイ動画をアップしましたが、
あまりにこのゲームに惚れ込んだ為に改めてもう一度きちんと紹介。
勝手に販促というか、雰囲気を伝える為に、
Red Orchestra以来久しぶりにMAD動画的なものも作ってみたのでアップ。
この動画でどういうゲームか知って、興味を持ってくれる人がいたら嬉しい。


Chivalry: Medieval Warfare 『The Dark Ages』



Chivalry: Medieval Warfareはタイトル通り、中世欧州風の世界観と武器で戦うFPS。
国家は架空ながらもファンタジー要素はあまりなく、史実にあった武器が多数登場し、もちろん魔法などもない。
公式サイト曰く「グラディエーターやブレイブハートなどの影響を受けた」 と言うとおり、
確かにそれらの影響っぽい場面や仕様があり、そういった映画ファンの人はプレイすべきである。

俺自身、両タイトルには強い思い入れがあり、特にブレイブハートは数ある戦う映画の中でNo1クラスなのだけど、
女子に言ってもあまりわかってもらえないのはこれが男の感動作だからであろう。

両タイトルは時代背景が違いながらも剣と弓で戦う史劇映画の中では代表格的な存在であり、
一説にはゲームなどで突撃する際に「隊形を崩すな!」「栄光を!」と叫ぶ人はグラディエーター派で、
「自由を!」「フリーダアアアアアム!!」と叫ぶ人はブレイブハート派だろうと言われている。

マキシマス!マキシマス!
ウォーレス!ウォーレス!


両方とも大好きな作品なので脱線したが、このChivalryは特徴的であり、
単に近接戦闘が主体ということ以上に一般FPSとはプレイフィールが大きく異なっている。
それはとてもTKしやすいということ。

敵味方入り乱れる合戦のどまんなかで長剣やポールウェポンを振り回せばどうなるか?
そんなこと少し想像すればわかること、敵もろとも味方をも斬り殺すことになる。
故に大勢が集まる最前線では敵の攻撃以上に隣の味方の攻撃にも気を配らなければならず、
また自分も気をつけなければ味方を斬ってしまい、しかしそれで遠慮がちにしていると敵にガンガン殺されるという、
史実でも確かにあったんだろうなと納得の現象が、今までにはなかった独特のプレイ感覚を得ることができる。
これは製作者が意図したバランスのようで、当然TKによるkickペナルティーなどはほとんどない。

また攻撃法も色々ある。
剣を単純に横薙ぎにするだけでなく、突いたり振り下ろしたり、
敵を蹴りや盾での打撃でノックバックさせたりとか、
攻撃モーションのフェイントなどもあり芸が細かい。
相手との斬り合いでは間合いの取り方、読み合いが重要なので、
フェイントでガードを上げさせて蹴りで仰け反らせて斬るなど、
そういったコンボが成り立ってくる。


フルプレートに身を包んだ重装騎士は非常に硬く強力だが、動きが遅い。
こういった装甲にはメイス系が有効なので間合いを詰めてボコボコ殴っても良いが、
革鎧で動きが素早い装備をしているならスピードで掻き回してチクチクやっても良い。
ただしやはりフルプレート装備は単純に戦闘力が高く、特に3,4人などで固まってる時の威圧感は脅威だ。
迂闊に近寄れないだろう。

武器によって挑発モーションが用意されており、これをやるとスキだらけだが、
その無防備さ故に挨拶として受け取られる向きもあるので、
戦場の端っこでバッタリ敵兵と出会い、こちらが挑発で挨拶すると相手も返してくる。
これは正式な決闘の始め方であり、集団戦も面白いが1on1もとても面白いのだ。
極めればマキシマスになれるかもしれない。

また上の動画に出てる通り、攻城兵器を用いた攻城戦もある。
王が殺されてしまえば敗北で、最終局面では王の周りをフルプレート騎士が数人で固めていたりする。
攻めるも守るも非常に燃える局面である。


登場武器は非常に多様だ。
ショートソードやロングソード、メイスなどの基本的なものから、
バルディッシュやハルバード、スピアーなどのポールウェポンに、
弓やクロスボウ、斧やウォーフォークやジャベリンなどもある。
範馬勇次郎を目指すなら素手での格闘もサポートされている。

The Elder ScrollsシリーズのOblivionSkyrimをプレイしている人や、
Ultima Onlineプレイヤーにも馴染みがある武器が多い。
そういった人たちは中世の世界観が好きそうなので、とてもおすすめである。