初めてオンラインに触れたとき、それぞれの段階で異なる衝撃と感動があった。
2000年、初めてチャットサイトに入ってみたとき。
どこか離れている場所にいる人同士がリアルタイムに会話している事実に感動した。
2001年、初めてオンラインゲームにログインしたとき。
そこら辺を歩いているキャラクター全員の中身が人間で、思い思いに動いている自由度に衝撃を受けた。
2003年、初めてボイスチャットで会話してみたとき。
それまでの文字のやりとりではなく、声や口調によって今まで以上にリアルの人間を感じた。
そして2018年、初めてVRの世界で人と交流したとき。
リアルでの自分の動きがそのまま反映されるこの世界では、
これまで以上の没入感と、リアルの人間に近づいている実感が得られ、
またVRだからこその表現の幅の広がりは、まだ底が見えていない。
最近知り合ったトロント在住のカナダ人に英語を教えてもらっている。
この人は親が日本人なので日本語は完璧にわかるらしい。
マイクを持っていないのでボイスチャットはしないが、
ボディランゲージと常に持ち歩いてるペンによる筆談で意思疎通がとれている。
VRC内で筆談とボディランゲージで俺たちに英語を教えてくれるカナダ人。 pic.twitter.com/BPIFE5iwEh
— yukky (@kodoku44) 2018年12月29日
動画内で英語の発音を教えてもらってるのは俺と韓国人女子と中国人男子。
東アジア三国会談って感じ。
ちゃんとこうして発音を練習しておいて、いざってとき、
数日前に防衛省が公開した韓国海軍FCレーダー照射事件動画のように、
「海自隊員の英語発音が下手」とか言われないようにしないとな!
→ 【レーダー照射】 韓国「日本の英語の発音が流暢でないから何言ってるのか聞き取れなかった」
ちなみにカナダちゃんはたらこパスタが好きらしい。
ボディランゲージってのは本当にVRならではで、
日本語がわからない相手であってもなんとなく意思を伝えることができるのは、
海外旅行での経験と全く同じで感動した。
VRならではといえば、
ダンスレッスンでエクササイズもできる。そう、VRならね。 pic.twitter.com/DVtDtEyquN
— yukky (@kodoku44) 2018年12月29日
こういうダンスレッスンのワールドもあった。
数曲もおどればけっこうな運動になるんじゃないかな。
VR Chat内ではダンサーたちによるライブ公演などもあるようで、
それってまさしくVRならではな活動だよなー。
さっき英語教えてくれたカナダ人は幼少の頃に空手をやってたらしいので、
VR空手で型稽古をやってみたり、また簡単なパラパラを教えてみたりもした。
従来とは違う形で新たな交流のもてるVRは、オンライン上での交流に慣れきった俺にとっても、
十年以上前にインターネット初心者だった時代の新鮮な気持ちを喚起させる。
新しい刺激ってのは素晴らしいな!