VR Chat日記(7) - 気まずさと怒りのリアリティがすごい

2019-03-15 00:08:32 | VRゲーム

いや~、「そろそろブログ更新しなきゃ~」とか考えてから2ヶ月経った。
流行ってるApex Legends に誘われたりもしたけどいまいちハマれず、
結局最近もずっとVR Chat に入り浸ってます。

そして昨夜のVR Chatでは、ある事件によりVR時代ならではの体験ができたので、
ブログ更新再開にはちょうどよく、そのことについて綴ってみる。


事件自体は大したことではないし、その内容が記事の趣旨ではないので詳細は書かないが、
とにかく2日前の俺のある行いにより韓国人コミュニティを怒らせてしまった。

そして実は俺が親しくしていた韓国人の女の子もその激怒しているコミュニティで遊んでいて、
その事件以来少し気まずい思いを抱いていたので、その女子も俺に対して怒ってるかどうかはわからないが、
その子には謝っておくべきだと感じたのだ。(俺にしては珍しく殊勝な心がけである)
こういうのは長引くと尾を引くしね。


ということで昨夜、その子がいるワールドにJoinして・・・っと、ここでVRならではの新鮮体験その1つ目が起きた。
このワールドにいるの間違いない・・・が、足が出ない。
謝りにきたのに入り口のここで留まっても仕方ない、が、どうにも前に進めない。

もともと人に謝る才能が無い上に、
親しくしていた女子が俺に怒ってるかも知れない・・・。
しかし理性では謝っといた方が良いと脳みそが言っている。
そう、要するに俺は怖かったのだ。
その子に会うのも、謝るのも。

つまり、VRならではの体験というのは、現実と同様、
後ろめたい気持ちで人に会うときがめちゃくちゃ怖いことであるw
やっぱりその場にいる臨場感というか、実際に人に会うのと同じ体験というか、
すごくリアルだと思った。


立ちすくんでいても仕方ないので、足を踏み出す・・・が、
建物の壁から壁へ張り付き、屋根の上にいる人たちのネームタグを発見されないようにうまく確認し、
ターゲットじゃないことに安堵しながら、次の壁へ張り付き、窓の外から室内を覗き見てまたネームタグを確認し・・・
これじゃほとんどVRでやるスニーキングミッションである。

長年のFPSゲームでの市街戦経験とリアルでのサバゲー経験、両方のスキルが活きている状況といえるだろう。
すごく後ろ向きなスキルの発揮の仕方だが。


そして・・・ターゲットを見つけた。
ある建物の中で、鏡の前でなんかしてる。
最近VRChatで身に付ける装飾品や髪型を自作してるそうなので、そのテストでもしてるのだろう。

鏡の前にいるというのが厄介だ。
なにせ後ろから近づいてもバレてしまう。


とりあえず建物にこっそり入り込み、玄関口でタイミングを見計らっていると・・・共通の知り合いに見つかった。
そいつは当然・・・挨拶しようと近づいてくる。
俺は必死に人差し指を立てて自分の口元に持っていく。
「声を発するな」という合図だ。

こいつも外人だが・・・このジェスチャー自体は日本特有のものではなく、全世界共通のはずだ。
ハリウッド映画でもやってるの見たことあるし。
それなのに・・・

「お~!yukky!どうしたの? なんか様子変だね!!!」

鈍さ120%かこいつ。
これだけ話しかけるなオーラ出してんだろうが!!!
あぶねーあぶねー、攻撃できるゲームだったら、発声を阻止するために
たぶんとっさにタックルしてバックとって首に腕を回してチョークからのコキャッてサイレントキルしてると思うが、
残念ながらVRChatでは物理攻撃はできないので、とりあえずポーズだけ右フックからの中段右膝蹴りを入れておいた。
ご丁寧に名前まで呼びやがって!!

当然、ターゲットにも気づかれた。

「あれ、yukky?来てたの~?」

ここでVRならでは体験、その2。
目が合わせられないwwwww
なんか「おう、来てたよ~」とか言いながら天井とか窓の外とか見てしまう。
まあこれはそうだよな・・・だって、普通のPCゲームと違って、
VRだと目が合うってことは本当にこっちを見てるってことだし、
なんかやっぱそのへんはほら、目をそらしちゃうのも仕方ないんじゃない?

そしてつい人の後ろに立って視線を遮ろうとしてしまうのも、
後ろめたいときにはごく仕方ない生理反応なんです。


謝った結果としては、この女子自身はさほど気にしてはいないみたいで明るく許してくれた。
仲直りできてよかった。
ただここで登場したのが、謎の韓国人Aだ。

「おう、おめぇがyukkyか?わしもおめぇと話があるけぇ、ちぃっとあっちの小屋に顔貸せや」(意訳、韓国語)

この韓国人Aは日本語が話せない。
そして俺は韓国語が話せない。
なので上のセリフも、今後の会話も、通訳を介しての会話である。
とにかく俺は呼び出された。
女子と仲直りできたからもうここには用事ないんだけど・・・。

実はこのワールドは韓国人タウン。
なので当然韓国人が多いので、なにやらAの怒声が人を呼び寄せてしまったらしく、
集まってきた20人ぐらいが韓国語でなんやわんや
「どうしたの?なんかあったの?」「なんやしらんけどyukkyって人が~」「あ~、例の彼ねw」
みたいな感じのことを野次馬が言ってる気がする。

とりあえず収拾がつかなさそうだし、なにより面白そうなので呼び出しに応じて小屋に入ることにした。


小屋に入るなり、通訳を介して・・・

「おめぇよぉ、女子にだけ謝って、他のわしらには謝罪はないんけ?」

・・・ふ~、やっぱり、あれだな。
後ろめたい気持ちで女子に謝るのって相当緊張したし怖かった。
それに比べればこうやって男からストレートに敵意を向けられるのが性に合ってるな。
今までのオンラインゲームと同じだ、やっと居心地が良くなってきた。

「なんで?謝るってのは関係を修復したい為の行為だけど、俺は君に対してはそうじゃないから、謝らないけど。ていうか誰?」

これを通訳さんが割と正確に伝えてくれたのか、
彼の声も手振りも荒ぶり始めたのが目に見えてわかる。

ここでVRならでは体験、その3。
VRだと動作が反映される分、相手の怒りがめっちゃ伝わる。

なにやら早口な大声で通訳さんに物申しながらときどき俺を指さしたりしてる。
そしてカキンッ、シュボッとタバコに火をつけ始め、明らかにいらついた様子でふーってしてる。
VRだとそういう動作も生々しいw


そして次に問題とされたのが・・・

「つかおめぇの態度、謝りにきたモンの態度じゃねぇっち、なんじゃその腕と脚は?」
「yukky、腕組んでるの下ろして、それにすごく怒ってる(ボソボソッ) ←通訳さん

そう、俺はこのとき、ずっと腕を組んで脚も組んで座っていたのだ。
フルトラッキングと言って全身の動きが反映されるようになってるからそれが見えていた。
仕事中とかでもPC前で考え事をしてるときの癖のポーズなんだけど、
たしかに謝罪に来た人にしては偉そうに見えたのかもしれない。
しかし・・・

「なんで?俺は話があるって言われたからこの小屋に来ただけで、君に謝りにきたわけじゃないよ。だから態度を改める理由がないね。」

っていうとまたすごく怒ってたけど、とにかく、
ここでVRならでは体験その4。
VRの世界では真剣な話をしてるときは現実と同じく姿勢も重要である。

いや~これを指摘されたときは、本当にVRってすげーって思っちゃったね。


しかしここまで現実と同じような振る舞いが問われるとなると・・・
将来的にVRのMMORPGが登場するとして、同盟とか敵対とかのギルド間会議とかに出席するとき、
外交の場では本当にフォーマルな所作や姿勢が求められるようになるのかもしれないな。

立場が強いギルドは偉そうにふんぞりかえって、
支援を求める立場のギルドは礼儀正しく振る舞う。
パワーゲームの場では現実と同じくそういう絵が見られるのかもしれない。


VRデビューして初めて気まずい思いをして人に謝ったし、初めて人を本気で怒らせたけど、
それぞれに新しい発見があってとても良い体験だったと思う。
とりあえずこの日のことに教訓があるとすれば、

気の弱い人はVRゲームで悪さをするのはまじでやめとけ

ってことだな。
親しい人に迷惑をかけたときの気まずい思いが、リアルな分、現実並であるw

エースコンバット7がとうとう発売する件について

2019-01-09 00:19:19 | 新作情報

いやー、とうとう出ますねえ。
よくここまで待たせてくれたもんだと、
でもちゃんと出てくれたから許してやろうと、
年始早々で盛り上がって良い2019年になりそうです。

そう、いま世間を賑わせてる『エースコンバット7』のことだ。


前作6の発売からよく12年も待たせてくれたもんだ。
6があまり売れず、その後に製作したスカイクロラとかなんやらも不調で、
製作チームのProject Acesが解散しかけてるとか噂されてたので、
もうエースコンバットシリーズの続編は見られないのかと心配してたけど、
よかった・・・。

片渕須直監督も戻ってきたし。
この人はエースコンバット04と5の脚本の他には、
アニメの『ブラックラグーン』や、3年前に話題になった戦争アニメ映画『この世界の片隅に』の監督であり、(すずさんがかわいい)
ミリタリー色の強い作品では名作しか生み出していないので今回も期待できる。
やっぱりエースコンバットといえば片渕監督なのだ。

エースコンバット7はPS4版は1月17日に、PC版はSteamから2月1日に発売される。


「ACE COMBAT(TM) 7: SKIES UNKNOWN」Gamescom2018 ストーリーTRAILER(Dark Blue)


さて、前作から12年も経ってるので、
Twitterでエースコンバット7って話題になってるけどなに?
面白そうだから買ってみるけど前作をプレイしたことない!

って人たちもいると思うので解説してみよう。

基本的には上のトレイラーを見てのとおり、
壮大な音楽とストーリーで盛り上がりながら架空世界の戦争を実在の戦闘機で戦い抜く、
ドッグファイト物のシューティングゲームである。
過去作は色々出てるがストーリーの流れはほぼ共通しており、
平和な日常が突如戦争によって破壊される

一介のパイロットである主人公は戦争に巻き込まれるが、任務を通して才能が開花する

いつしか空軍を代表するエースとして戦争を牽引しながらカッコいい通り名が与えられる

敵も味方もいい感じに「ヤツがきた!」的な感じで盛り上げて気持ち良くワッショイしてくれる

超兵器を破壊したりトンネルを潜ったりするミッションは恒例で、いつしか世界を救う
という内容である。
まあ基本的にはニュータイプ体験劇というか、エースごっこというかそんな感じ。


実在の戦闘機で暴れまわるゲームだが、決してリアルなフライトシム物ではなく、
基本はカジュアルに楽しめるシューティングゲームである。
リアルな戦闘機だとミサイルは10発前後、最高でも16発までしか積んでいないが、
エースコンバットシリーズの戦闘機はミサイルを100発前後は搭載している。(撃つ対象が多いため)

また現実の戦闘機はドッグファイトに入る前にBVR(視程外戦闘) というレーダー誘導による長距離ミサイルの発射から戦闘が始まるが、
エースコンバットではBVRはごく限定的な兵装のみであり、基本的には視程内でのドッグファイトに重きがおかれるため、
その戦いの様子は第二次世界大戦のドッグファイトか、もしくはガンダム世界のような感じである。


そんなリアルじゃない戦闘機ゲームっておもしろいの?

って疑問に思ったそこのミリタリーファンのあなた。
その気持ちはわかるが、大変にわかるが、

超おもしろいからまずは試せ

とだけは言っておく。
にわかではない生粋の軍事マニアな俺が言うのだから間違いない。
そして一作をプレイしたらこのシリーズをプレイしていなかった今までの半生を無駄に思い悔いながら
過去シリーズをも漁ることになるだろう。
でも基本的には軍事ゲームっていうよりは、やっぱりガンダムとかの戦争アニメを体験する感じに近いかな。


3、04、5、0、6、そして今回の7と、6作品で世界観が共通しているが、それぞれ違う戦争を扱っているし、
過去作をプレイしていないからストーリーがわからないということもないだろう。
大筋としては十何年前かにユリシーズという隕石が世界中に降り注いで、その災害の影響で世界各地で戦争が起きており、
今作7もそれ起因の戦争のひとつである、というぐらいの認識で大丈夫だ。

ただ7のトレイラーを見ても、04で破壊したはずの巨大対空兵器ストーンヘンジの残骸が稼働していたり、
音楽で5のラーズグリーズのアレンジがあったり、空母ケストレルとか、過去作をやってれば鳥肌がたちそうな場面はいくつかある。


ちなみにエースコンバットシリーズはトレイラーの出来の良さも有名で、
ニコニコ動画などではエスコンMADシリーズが流行した時期もあった。

↓5,0,6のトレイラー







音楽もいいからサントラ全部買ったんだよなあ、
前作すらが10年以上前だと何もかも懐かしい。
5のトレイラーのミスリードはすごく良かったよね。
おとぎ話のラーズグリーズの悪魔を恐れるセリフなどが出てくるので、
ああラスボスかと思ってゲームを進めてみると実は・・・っていう。
ストーリーは超ハリウッドしてて映画化してもおかしくないし感動する。

0のスペイン風なフラメンコの音楽は良いね。
ストーリーもドキュメンタリー調で04と似ててよかった。
「実は俺、基地に恋人がいるんすよ」「戻ったらプロポーズしようと」「花束も買ってあったりして!」
といきなり死亡フラグを乱立しまくって10秒で回収するPJもよくネタになってた。

6のトレイラーはシリーズ屈指の出来だったと思う、最高に盛り上がるしハリウッドしてる。
「I know dangerous, dance with the Angels! (危険は承知の上さ、天使とダンスだぜ!)」 という英語で韻を踏んだセリフも良い。
「天使とダンスだ!」 はダサいと思われていたがプレイしているとなんかかっこよく思えてくるから不思議である。

6はトレイラーに反してストーリーがいささか地味なのはあったけど、(5路線を期待したら0だったみたいな)
それでもグレースメリア解放戦とか盛り上がるところも多かったし、
またシリーズでは珍しく一戦目からテンションMAXな始まり方だったのも良かった。
なによりもそれまでのPS2ではなくXBOX360という次世代機によって実現した、
戦場の広さ、敵味方の入り乱れるスケール、空に描かれる何本ものミサイルの軌跡など、
決してゲームプレイとしては前作までより劣るものではなかったはず。

売上があがらなかった原因は・・・まあXBOX360独占販売という狂気の沙汰としか思えない売り方をしちゃったからだよなあ。
今作の7はそこを反省したのかPS4とPC版での発売となっており、
ハードが理由で売れないということはないはずで、
そのとおりTwitterなどでも盛り上がっている。


12年ぶりに登場するナンバリングの7は、6以上の進化を見せてくれるのだろう。
あの規模感やグラフィックを超えるものが出てくると思うとワクワクする。
トレイラーの出来に関しては前作までより少しテンション落ちてる気がするけど、
6で上げすぎて中身が地味だったのを反省したのだろうか。
なんとなく04に近い雰囲気を感じるな。

マルチプレイも搭載しているそうだが、エースコンバットシリーズは伝統的にマルチプレイは盛り上がらない。
今作ではどうなるかわからないが、基本的にはストーリーとエースごっこを楽しむゲームだろう。
PS4版では特定ミッションのみPSVRに対応するらしいが、PC版でも後にViveに対応されたりとかしないかなあ。


今作こそは大ヒットを飛ばして、ぜひともシリーズの復活をさせてほしいもんだ。

VR Chat日記(6) - 古びた洋館で殺人ゲーム

2019-01-08 00:46:08 | VRゲーム

この間、VRC内で10人ほどで集まってMurder!というゲームをしてきた。
これは古びた洋館のなかで、だれかひとりが殺人鬼となり、
それは誰かというのを暴き出すゲーム。

最後までバレずに全員をナイフで殺すことができれば殺人鬼の勝ちであり、
誰が殺人鬼かを暴いて銃で撃ち殺せば民間人側の勝ち。
民間人側で銃を持ってるのはひとりだが、
洋館内を歩き回ってヒントアイテムを集めれば銃がさらに増える。

ただうかつに単独行動してると殺人鬼からすると誰にも見られずに殺せるので思う壺であるが、
かといって誰かと行動をしていても、その誰かが殺人鬼でない保障はないのだ。




このゲームで最初に殺人鬼になったのは俺だった。
一戦目はみんなルールを把握しきってはなかったので・・・

俺と一緒に銃持ちが個室にきてヒントアイテムを探索しており、
棚をさぐってる背後からサクッと刺し殺した。
銃はそこに落ちるので、もう誰も民間人側は俺を殺せないことになる。
あれ、これもう俺の勝ちじゃんwwww

民間人側がヒントアイテム集めたら新しい銃が増えるらしいからそれまでに全員殺すか。
と思いながら出会う人たちを片っ端から次々に殺し回るパワープレイで勝利。
普段人殺しゲームばっかしてきた俺からするとあっけなかったぜ。




ラウンドを重ねみんながゲームルールを把握してくると、
最初のような凡ミスはなくなり、一気に心理ゲームじみてきた。

「おい、あっちの部屋で誰か死んだぞ!」
「Aが怪しい!あっちから歩いてきたの見た!!」
「おい殺せ殺せ!銃で撃って!!」
「わたし違うよ!?聞いて、私は殺してな(バンッ)
「・・・あれ、終わらない、冤罪だったか・・・。」

「なんか悲しいゲームだね、これ・・・。」

みんなが疑心暗鬼になりこういう場面も増えてきた。
またそれを利用して巧妙に冤罪を起こさせて民間人同士で数を減らさせたり、
殺人鬼なのにめっちゃ怖がってるふりして、ヒントも集めてるふりしながら、
ひとりひとり静かに殺していったり、VRを利用してナイフを持ってないふりしつつ背後に隠し持ってたり、
みんなやり方が上手になっていってて面白かった。



動画ではこんな感じ。
まさに疑心暗鬼ゲーム。
死人は別室でゲームの進行状況を俯瞰視点でモニタリングできるのも良い。

全員を集めてアリバイを聞き出したり、コナンくんみたいな場面もあったw
みんなハマって朝5時まで延々とやってたなあ。




普通の人狼とかと違って、VRだとけっこう怖いんだよね。
誰かが部屋に入ってきただけでビクッとするし、
見つめられたら「こいつ俺を殺そうとしてんのか?こわっ」て思ったりする。

動きや声でVRサイコパスの演技を極めてみんなをビビらせるの楽しそうだから練習してみよ。

VR Chat日記(5) - 海賊王に、俺はなる!

2019-01-02 18:10:52 | VRゲーム

あけおめ~。
VR年越しやVR初詣も済ませて、順風満帆に2019年を迎えられたといったところ。

さて、昨年末からうちの野蛮なギルメンたちは、
海賊MMOのATLAS で相変わらず野蛮な活動をしていると思う。

当の俺はVR Chat でスローライフを手に入れちゃったし時間もとられまくってるので、
結局みんなと一緒にはそっちに手をつけられなかったのだけど、
正月休みでひまなのでとうとう俺も海賊デビューしてみた!!




VRC内で。
なんか暇つぶしにみんなでてきとーにワールド巡ってたらカリブ海っぽいとこに流れ着いたんだよね。
しかも色々クエストが起きて、なんか船に乗って遺跡に宝を探しに行くっぽい。
楽しそうだ!!

ちなみに基本はフレンドだけで行動してたが、
上の画像の右端のジグソーみたいな人は言葉も通じない完全に知らない人である。
いつの間にか合流して一緒に行動してた・・・。



「なんであの怖い人一緒にきてるの?wwwなんでー?www」

さも当然のように混ざっているジグソーにバカウケするジハちゃん。
ジハちゃんは韓国人だが日本語は完璧である。

カナダ人のアースくんにクエストの英文は読んでもらって、
中国人のユウムと韓国人のジンと日本人の俺と、国籍不明のジグソーと・・・
多国籍海賊団の誕生である。

海賊王に俺はなる!!!!


Atlasに行ってるギルメンのみんなは、いつもみたいに中国とかアメリカの船団と争ってるんだろうなあ・・・。
本当の平和はここにあった。
みんなで協力して襲ってきた船などを沈める。



俺たちの船も沈んで遺跡がある島に上陸。
このときにジグソーは脱出できず、船とともに沈んでそれっきりだったwww
彼は犠牲になったのだ・・・結局どこの国の人だったんだろ・・・。


クエストはよくできてて、洞窟の中を探検して、
危険な足場を踏破したりトラップがあったり、鍵を探したり、パズルゲームみたいな感じで、
最後は財宝を守るたくさんのアンデッドの襲撃を受けた。

その後もクエストは続いたが・・・
意外とボリュームあって2時間近くやってたな。
VRCのワールドでもこんな作り込まれたクエストあるんだなー。

VR Chat日記(4) - VRCの数奇な人生

2018-12-31 22:40:19 | VRゲーム

人生はいくつもの数奇な巡り合わせの上に立っている。

人や物事との出会いは偶然が重なった結果生まれるが、
それぞれの行動の結果なのだからむしろ必然か、
それらをまとめて数奇な出会いという。

そして今日もまたひとつの数奇が・・・。




前回記事 で書いたカナダ人。
彼はここ3日間、なぜか俺にべったりくっついていた。
始めはボディランゲージと筆談のみだったが、うまくコミュニケーションはとれており、
3日目には心を許してくれたのかボイスチャットでの会話もするようになっていた。

ずっとひっついているので、彼には他にフレンドがいないのかと思ったが、
出会ってから4日目の今日初めて、
「ちょっとフレンドのとこ行ってくるよ!」
と言って俺の傍らから離れた。

「おう、またあとで戻ってこいよ。」
なんだ、彼にもフレンドいたのか、あとで連れてくるのかな、どうせ外人なんだろな。
とか思いながら送り出した。


それから数分後、なにげなしにツイッターに目を移すと・・・
10年来の相棒がつぶやいていた。




ちょwwwwwwwwwwwww
カナダ人の友達って、ていうか俺のカナダ人が会いに行ったフレンドって、
よりによってこいつかよwwwwwwwwwww


なんという・・・ッッ
偶然ッッ!!!


Imoutupは付き合いが長く様々な活動を共にしてきたが、
彼は昔から自分のフレンドに何故か俺を会わせたがらない。
そしてこのVR Chatはたぶんその最たるものだったので、 → VRC日記2話参照
VR Chat内ではImoutupに干渉すまいとしていたが・・・。

自分のフレンドを俺に会わせたくないって言ってたが、
先にそのフレンドと俺が仲良くなっちゃってたというね。


・・・でも、そっかあ、まさかと思っちゃったんだあ・・・。
いつもナンパしてる日本人って言われてまさかって思うのも失礼な話だよな。
ついでに言うなら、このカナダ人にナンパって言葉を教えたのは2日前のことだった。
さっそく使ってみちゃったんだなあ・・・よりによってうちのギルメンに俺について話すことで。


俺自身も、うちのギルメンとはVR Chat内で関わりをもつことはないと思ってたが、
まさかこんな形で繋がってしまうとは・・・ 数奇というか、いや~世間は狭いね。
ようやく手にしたスローライフ空間、殺伐としたギルド活動とは切り離したいもんだ。


さてVR年越しいってこよ。
みなさま今年もありがとう、よいお年を。