ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 強制営巣への道… 』

2024-06-06 11:33:43 | 日記

             

ヘボちゃん女王蜂を手玉の如く操って狙った場所に営巣させる!!! 長い永いヘボちゃんとの付き合いの中で大きく残されてきた大課題!!!!! 色々な試みはすれど中々これは!!!といった手法が見つからない!!! もう大分昔の話になってしまったが、故ドクちゃん:安藤登美夫さんとお互いの珍案を出し合い検討した事があった。 こうした一件の少し前、確か岐阜の蜂狂さんだと思ったが広い野外に大きなネットを張り巡らせその中に交尾女王蜂を放し、適度の餌を与え営巣を試みた!!!という情報をネットで見たことがあった。 これには補助が必要で、畑、野原に棒を使い穴をあけて遣る!!!という珍案が書かれていた。 開けた穴に入るという行動は見られたものの営巣までは至らず、こうした珍案を数年繰り返したようだった、が、ついぞ営巣というニュースは聞こえてこなかった。

前後して、確か、松浦先生の御本に書かれていたが、カナダの学者先生が向こうに住むという:イエロージャケット(キオビスズメバチ)を使って強制営巣に成功したというのを読んだこともあった。そして、こうした情報を基に考案したのがこのような営巣箱だった。 

 左スペースがか給餌等の活動部屋。朽木も置いてある。壁穴を通して右は暗い営巣部屋。

諏訪の御大工さん牛山さんに2箱作って貰い強制営巣へのチャレンジが始まった・・・ヘボちゃんは、最初、『キイジス』、翌年『シダクロ』・・・と3年続けたが、営巣の様子は更々感じられなかった。 飼育箱の中で食事はするものの、2つある活動部屋と営巣部屋の行き来をしている様子、見ている瞬間では感じ取れなかった。 松浦先生の御本には営巣した旨のカキコがあったのだったが????? 砂糖水、生餌、死に餌等等ありとあらゆる給餌はするモノの何となく数週間生きていて事絶えて行った。かなり真剣に取り組んだ!!!

本意書かれていた内容はガサネタか? しかし、山の飼育場や、我が家の庭先の飼育箱を見ているとかなりの確率でピンポン玉までは営巣が見られている!!!!! 或る時は、山の飼育場でピンポン玉への通いまで見られている・・・ 何かが不足しているとは考える者の珍案は浮かんでこなかった!!! ドクちゃんとも相談したが彼は又の別案を試みていたようだ?

或る年、『強制営巣に成功した!!!』と頓狂な声を出し言い張って来た!!! 足助迄飛んで行き見せて貰ったのは飼育箱にないっている『アカンバチ』のピンポン玉だった!!! 『アカンバチ』なら我の所でも毎年のように見て来ているので不思議にも感じなかった。詳しいマル秘情報は聞けなかったが、ドクちゃんらしい珍案?地磁気のある一定方向にエーテルで強制眠りを掛け蜜蜂のワクスで留めて置く・・・ 目覚めると、其処が恰も自分が営巣しなければならない営巣拠点と感じ取るという話だった。そして、エーテルを1瓶呉れた!!! これ以上の話は以降も効く事が出来ない儘あの世の日となってしまった!!!  少々奇抜なドクちゃんらしい珍案だと思っていたが、以降これ以上の強制営巣話をした事はなかった。

私の幼友達に宏君という悪餓鬼が居る・・・ 今日も私同様、未だスガレ追ひをしていて、老い耄れ爺の良き支援者である。 老い耄れ爺の書いた『 shy  the  Vespula・・・』を6冊も購入しヘボ仲間に分けて遣るという奇特の主でもある。7月に入るとスガレ追ひをすることになっている。 この御仁は、家の裏にヘボちゃんを飼うが、大半は残しての山に自然放蜂をしてきた。この場所に大きな芝の土手が築かれている。春先になると長い棒で穴を開け回るという・・・ ラッキーな年にはこの穴に営巣する御仁が何番かあったというのだ!!! 理に適った手法で頷けられる!!! 今年もしただろうか?

その3 : 今珍案も考えている。 今年の老い耄れの珍案でその1と抱き合わせた匂い付け方法である。 もう何年も解って来たことだが、古巣の未だプンプンするワヤや巣盤に殊の外興味を示し、営巣場所として遣って来る。 呼び寄せる一つの手法であることは間違いない!!! これから許せるものなら、いち早く清掃掃除を終え、水洗浄等しないで且つ、濃厚な誘因の為の臭い付けをする・・・  珍案を思い付いた!!! この手法を使い、その1の飼育箱、そして使用中の匂い飼育箱等々に早春、未だ眠り続けている交尾女王蜂を数多く入れて置き、ここから自然放蜂へと旅経たせる… 必ず、戻ってくるヘボちゃん女王蜂は出る筈だ!!! そして、営巣への道が展開されればビックニュースになるのでは? 生き永らえていたら来春は試みようと纏め上げた・・・ こんなプロセスが確立されれば気分になるだろう? 満更ガサネタでもない!!!長い観察後の蓄積である!!!  プロセスはこんなだ!!!

こうした行為と、適度の営巣場所への穴開け作業との重作作業で珍案の道が開けるのでは?と山の飼育場作業をしながら思いついた・・・ 満更ガサネタでもなく、ある程度の経験値に基づいている。。。。。。 因みに、その1の営巣箱はカナダの学者さんが成功させているというのだ・・・ この箱への臭い付けは先日の観察で決定的となった。匂い物質は、機密事項とさせて貰おう・・・ これも先の古巣清掃時考え出した。。。    ウウ~~~ン? 年取ると今まで思いも付かなかった珍案、名案が飛び出してくるから年寄りは大事にしなければならないとして置こう・・・  

 

 

 

 

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      『 画像の質感とは? 』

2024-06-05 23:20:16 | 日記

             

野暮用の連続で諸々の作業が大分遅れている。毎年の事だが、庭の片隅で一寸したセンゼイ畑を耕している。 5~6坪といった所か? それでも草だらけで、1年も経つと土壌は幾分堅い所もあり野菜造りをするには疑問が残る。もう、昔々の話になるが遊び半分もあり『豆トラ』という耕運機を購入した。三菱製でそれでも10万円もした。 たった1回使うだけだがこの『豆トラ』で耕し、キュウリや枝豆等作っていた。 子供が小さい頃はジャガ芋も撒いていた。 

三菱の豆トラが動かなくなりもう止めようかと思ったが、我が家の伝統農業を止める訳にもいかず今度はHONDAの豆トラに切り替えた。 このエンジンは優れもので何しろ一発で掛かる。まぁ~行って見れば遊び半分の豆トラ操縦百姓である!!! 歳が変わったのでもう10年近くになるかも? 婆ちゃんがまだ元気だったからなぁ~~~ この豆トラを今日運転し5~6坪の空き地を耕した。驚く事に、ガソリンを入れ、エンジンを掛けると一発で動き出した・・・ 動き出した良いが、運転するに結構の腕力が要る!!! 豆トラにこき使われながら1時間近く耕しに使った。昨日、山の飼育場帰りキュウリの苗を購入してきたので植えた。 近々手を遣りキュウリの成長の支えにする。こんな面倒な事をするより購入した方が余程益しなのだが実行するところに意義があるのだ!!! まだ、土地が開いているのでトマトか茄子等も植えようかと思っている。

明日は家だ飼うヘボちゃんの飼育箱を並べ配置させると小作業が終わる。 

さて、これまで写真の質感について講釈を述べてきた・・・ 喩え、駄洒落本と謂えど造った品質は誰にも負けない内容にしたいという気持ちがある。取り分け、眼で見て直ぐに解る画像については何おか況やだ!!! 蟲さんと言えば、代表画像は『蟲の眼レンズ』を中核とした!!! これに適う画像は見当たらないからだ!!! とは言っても、『蟲の眼』画像等撮れるカメラは存在しない!!! この手当:入手には膨大な日数と知恵を費やしてきた。 毎晩のように夢に出て来ていたから思い入れは尋常ではなかった。嬉しい事にヒョンな事からカメラをPENTAX

から Olympus に替えた・・・ 蟲の眼レンズはというと 専ら Penatax で通していたが、New  Olympus  にして見ると発一で巧く嵌りより鮮明な画質が得られるようになった。この時点から、我のヘボちゃん画像を始め撮る画像は格上げしようと目標を上げる事になる。 この頃、偶々他人様の画像を見ていてSIGMA  カメラの Foveon 撮像素子 の肌理細やかさに驚かされた!!! 試しに購入したのが DP3  だった。 Canon や Pentax のような訳には行かず諸々の操作や焦点合わせに苦労した。 こうした中に一際キラリと光る画像が存在していた。が総ての再現は出来ず仕舞いだった・・・ 

このヘボちゃん画像が老い耄れ爺の眼に留まった。これまで見て来た画像と質感がまるで違う!!!

 

キラリと光る画像、何とも言えない質感に感動した!!! この再現性を上げる努力は尋常では無かった。そして、この術を高めるのにかなりの年月が流れれた・・・

今、毎日のように画質についてシコッタラシイ講釈を縷縷論じているが、この論点は正しく、昨今  You tube  を見ているとこの世の中には Sigma  ファン、結構多く居て同じような考えを解く御仁が多い!!! これの謎は、撮像素子にあり、Foveon という!!!!! 老い耄れ爺もその一人だった・・・手元には非常に沢山の画像がある。が、その中の数例を上げて置こう・・・ これ等を見れば、かなり感度の悪い御仁でも「ウウン?」と目を開き直すであろう?

 冬2月に咲く『万作』:まだ開き切らない花弁の折り重なる巻き具合、尋常な質感ではない!!!

 『仮面ライダー』事、オオスズメバチの顔面だ!本物がこの画面に居るような質感!!!

 真冬、山中を散策中15㎝足らずの瀧を発見。広角レンズでこれを狙う。恰も大滝の如しの感を抱く。

我が家の軒先に出来た氷柱!!!諸々の形状、色合い。本物そっくりに描写している。我が家の『キイジス』、冬期間の休眠姿!!!今にもノソット目を覚ますような様をしている。

こんな感じの休眠中の顔付を見たら・・・ 実に可愛い蟲さんだと思う・・・

 松本の高台から見る北アルプス連峰の夜景。乗鞍に夕日が…北は鹿島槍、白馬三山迄捕まえている。

各社、カメラの進化は凄い。何処まで行く着くのだろう?人夫々の感性は異なれどこうした質感の高いカメラに遭遇するとついつい大型画紙A3ノビ等にプリントアウトさせ、覗き込んでみたくなる・・・ 残り人生少ないが多くの仲間とこうした画像を語り合いながら互いに質を高めていきたいものである。

 

 

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     『 画像の質感とは? 』

2024-06-03 22:36:42 | 日記

             

昔々の話になる・・・ 60歳で定年を迎えた。確かその年だったと思うが、近くの鎮守の森:都波岐神社飲み屋総代をした。宮総代は大変で月2回の宮掃除が付き物だった。 これだけなら未だ良い・・・ 事もあろうに、総代会長になった大先輩に神社会計を仰せつかった!!! 先輩達から此れだけは引き受けるな!!!と、入れ知恵されてはいたが、知り合いの会長さんの命を断り切れなかった。 引継ぎ会をして、「シマッタ!!!」と思ったが後の祭り。

年間、100万円近いお金の出し入れと保管管理、これだけなら未だイイ!!! 年間6~7回もある『直会(なおらい)会』飲み食いの買い出しが付き物だった。 そして、毎年の会計報告!!!決算書はパソコンを使いプリンター印刷が要求された。 定年空き迄パソコン等叩いた経緯も無い!!! これには流石に困った!!! 嫌が上にも何処ぞでパソコンなるモノの操作を学ばねばならない!!! オマケに、パソコンン購入が求められた。今でも思い出すが渋々パソコンを買う羽目になった。パソコン、プリンター、スキャナー、そしてやや後になるがデジカメを買う羽目になった!!! 何だかんだで50万円も掛かった!!!

お金だけではない・・・パソコンなる代物の操作お勉強に週2回の夜間講習会に行かねばならなかった。。。 働きや、山遊びで疲れて来て早い夕食を食べ夜7時から9時までの講習会に出掛ける・・・ 辛い日々が2年間も続いた!!!

この時代、アルバイトを約10ヶ月程したが仕事が合わずして止めてしまった。これと同期化するようにヘボちゃん遊びを始め出す。 山野草仲間が呉れたミカン箱に入ったヘボちゃんの飼い蜂が引き金だった。 悪餓鬼の頃、親父さんと参座八ヶ岳山麓を歩き回った経験に再度火を灯したのであった。俗に言う、『焼けボックリに火が点いた!!!』この時代一番御趣味と言えば、昆虫写真や蟲さんの生態に興味を持っていて生態観察をよくしていた。これ等に『ヘボ』が加わったという感じだった・・・ 蟲さんの観察には異常とも思える情熱を燃やしていたので、そんじゃ其処らに居る蟲さんの世界観はある程度理解できるレベルの知見は持ち合わせていた。 これに『『ヘボ』ちゃんが加わったのだからサァ~大変!!! 自ずとヘボちゃんの世界へと引き込まれて行った。山野草仲間は皆「ヘボ」の飼い蜂をしていた。 これ等の連中より事ヘボの習性に関しては割れの方が熟知していたので追いつくのは簡単だった。串原、三宅さんのヘボ騒動記がNHK教育TVで放映された。 正直、我々のグループより格上のよう糸味も二味も違う!!!!一味も二味も違う本真モンだった!!!!! 

歳が明け、仲間4人と串原詣でをした!!!!! 人の良さそうなオジサンで三宅さんの御講義を3時間近く聞いた・・・ この訪問を期して三宅名人と親密な仲になって行った・・・ 奥さんも学のある方で直筆きたら天下一品!!!非常に上手な字をお書きになっていた。。。そして、頻繁に串原詣でとヘボ追いサミットを信州で遣るようになる・・・ 三宅さんの狙いは『キイジス』だった・・・ 『キイジス:キオビ』は信州の山岳地帯でないと遊べないので毎年来てはお土産に『キイジス』を持っていかれた。そして、第1号『キオビ』を掘り上げる際、『生掘り』をするという・・・信州の山猿?宮ちゃん、五味さん、コバ師匠、百ちゃん、それに三宅名人の奥さん、皆で激励と、分厚い雨合羽を付けた三宅名人を送り出した。。。『キオビ』は8月を迎えていて巨大化!!!物凄い攻撃を食らわせていた・・・ 頭には麦藁帽子に玉葱の袋を被るという粗雑な俄仕立ての防護服!!! ボコボコの攻撃を受けてもヘッチャラで生掘りされていた・・・ こいういう事件を通して、我々も生掘り擬きを真似するようになって行った。

こうした串原との交流が10年以上も続いていた!!! ヘボと言えば父親と三宅さんを思い出す。三宅名人には何かとお世話になってきた・・・お陰で、西尾先生や三重大学の松浦教授、今井会長、原の加藤さん、防護服の太田さん・・・昨今ではBUNさん等等他県の蜂狂さんと付き合うようになって行った。親友のOさんはこの頃私のHPを叩いて遣って来た蜂狂さんでもう30年近くも毎年遊ばせて貰っているな仲だ!!!

所で、蜂狂に成り立ての頃、覚え立てのパソコン『ワード』でヘボちゃんの駄洒落本を造るようになった。指折り数えればもう30年も昔の話になる。自作文章に自分が撮った写真を入れた手造り本を造る・・・ 私的には夢のような話だった。 本屋さんにこんなの沢山作っても売れる筈も無い!!! 偶々、西尾先生が作られた本があって先生は息子さんとイベントがある度売られていたが大変な労苦だったに違いない!!!これを見ていたので売る為の苦労だけはしたくなかった!!! 大体、ヘボちゃん遊びをするような御仁は、活字に弱く?嫌いかな?本などどうでも良く晩秋の収穫物だけがお目当てで余り学術的な知識には関心がない輩が大半だ!!! でも不思議なもんで中には時々駄洒落本に飛び付いてくる御仁も居るからこの世の中は広いと思う・・・ 我の傑作?『 shy  the  Vespula…』、(同族編)とこの写真集 造りには全身の神経を尖らせた・・・ 中でも、挿入させた画像!!! 初期の頃は腕前も怪しげで地質な画像が多かったが、画像の大切さに一大発奮し高画質への転換を図り出した・・・ ムービーカメラから一眼レフカメラへの脱出だった。 作文していて、ムービーカメラの画像は余りにも低質で無いより益し位の益しか感じられなかった。 中でも『蟲の眼レンズ』への拘りは大変なものでこれ無くして駄洒落本は成り立たなかった!!! 私の『蟲の眼レンズ』は単純明快だがかなりの分解能を持っていて生態解明にはかなり貢献してきた!!!というより、蟲さんの生態研究には無くてはならない重要な機材である。 カメラメーカーさんが逸早く取り組んでくれていたならこれに費やした労苦とお金はもっと別の分野で貢献していたと思われる。

ヘボちゃん體パーツの顕微鏡的画像撮影にも長い年月と苦戦の労を費やしてきた。 今でも要求があれば5倍像、10倍像撮影は幾らでも出来る技術力を備えている。こうしたヘボちゃん體パーツの撮影も楽しく又興味深い!!! 実に巧妙かつ繊細に出来上がっているから感服する。中でも雨降りのヘボちゃん目玉はどんな画像に成っているんだろう?と再現を企て模式画像を創って見たが、感動した!!! 複眼、触覚の緻密さ!!!そして、体毛:剛毛の多さとその役割には驚かされる・・・

画像のピックアップに時間を要するので追々載せてみたい・・・ そこでだ!!!!!此処で一番の要求事項は画質その物だろう!!! 画像がピンボケや色違いであっては問題外だ!!!形、色合いがシャキッと出ていてナンボの世界だ!!! これは昆虫を知る上で非常に重要な事項で昆虫写真家仲間では特上の要求品質だ!!! 質感も本物に近い方がベターだろう・・・最近、Olympusから90mっマクロと言う倍像撮影が出来るPROレンズが発売されたが、有難い話で感謝している。 これが、オートフォーカス、深度合成で撮れる時代が遣って来た。実に嬉しい話であり、有難い話でもある。。。   ~ つづく ~

    今日、山の飼育場へ行ってきた。飼育箱の清掃。 取り敢えず、7箱清掃してきた・・・その中で、案の定!!!と、言う初期巣に出会った!!!所が 

 或る程度期待はしていたが、アカンバチさんだった。巣を作り掛けていたのだ・・・ ヘボちゃんだったら期待値ドンピシャなのに…永い間には、ヘボちゃんも来てくれるだろう・・・いずれにしても、期待値に近い現象に出会えるのは嬉しい!!!

 

此処で育ったコロニーがある。 昨年は不作で4巣しか活けられなかった。 内、2巣は内見用に燻して見た。 残り2巣はこの地で自然放蜂された・・・驚く事に、無給餌で30㎝真っ角の王台が7~8枚にもなってるのには驚かされた!!! もっと大きいのはその下に4枚の王台を同時進行で展開していた!!! 2ヶ所、に夫々1巣づつ残した。。。自然巣として如何程残ってくれただろうか? 今年の『スガレ追ひ』状況が待たれる・・・ この地の自然餌の豊かさは別格で、先に造った写真集でその諸々餌状況を画像に認めた!!!餌の色合い、形状が区々で驚かされる・・・ 先日、弟が見たいというので写真集:Vespulaを送ったが如何様に感じただろうか? 素人だが聴いてみたい・・・

そして、非常に疲れた・・・ 脚の状況が芳しくない!!! 限界が近づきつつある・・・と感じた。 明日も、もう少し、遣りたい。 家の箱も運び込もう・・・

< つづき・・・ >

昨日に引き続き今日も山の飼育場へ出掛け飼育箱の清掃、整備をした。 昨日の遣り残しもあった。飼育箱も大分年期が入り、朽ち果ててしまった。 使えるだけ使ってサヨナラという所か?地面に接している個所の腐りが酷い・・・ 此処から鼠が入り込んで塒代わりにしている・・・

山の飼育場は広い広い場所4か所に分かれている。 此処に15箱置いてある。 2,3,5,5巣と言う分配だ。 コース内の茶店近傍は標高1100mとはいえ日中高温になるので昨今では作が上がらない。 4時間程かけて一応15箱の整備が終わった。茶店の3箱の一つに、また、アカンバチが営巣していた。

今日の箱には住人様が居て蓋を開けると怯えとも威嚇ともとれるホバリングをして老い耄れ爺に対峙してきた・・・ 刺されると厭だな?と思い、追い払ったが、直ぐに又巣に戻ってきた。行く行く、此処に居て貰っては困るので帰り際可哀そうだが出入り口に蓋をして他所に行って貰う事にした。育房は既に7~8穴出来ていて卵が産み付けられていた・・・  此の儘展開すれば、7/初には子蜂が剥け出すことだろう・・・ これでアカンバチの初期巣が2/15巣と言う事になった。 我が家の庭先でも良く入り込んでいて此奴の営巣率はかなり高い!!!

そして、2/15巣の場所には穴探しの女王蜂が居た。。。 暫く追い掛け回して見たが、どうやら昨年の巣盤の匂いが気になるらしくこの近傍を徘徊、巣穴探しの素振りをしていた・・・この地では、古巣のチェックで30㎝真っ角×8枚と言う巨大巣に仕上がっていた。 5000匹を超える新女王蜂がこの地で誕生した事だろう? 営巣率ときたらほんの1~2パーセントそこそこなので極めて厳しい世界と言う事になる・・・ 今日のお客さんがヘボちゃんであったらこの老い耄れ爺さんどんなに喜んだ事だろう?  帰宅すると、玄関先で餌取中のヘボちゃん女王蜂を見た。領域は狭いが、我が家の近傍の方が女王蜂に出会える確率が高い!!! 活動域の質の所為だろうか? もう玄関先で4回も見ている・・・  今日のホットニュースでした・・・

そう、そう・・・ Top表紙画像を替えつつある・・・初日は出目金超広角レンズ12mm撮影画像だった・・・ 翌日は18㎜位にし、今さっき、アバウト24㎜相当の画像にして見た。前回まで映り込んでいたお月さんは姿を消し、諏訪湖周辺都市の鳥瞰と富士山の夕焼け、左に八ヶ岳連峰、右手には甲斐駒を中心に南アルプス連峰が展開されている。 もう夕日は落ち、諏訪湖周辺都市の灯が灯り出した瞬間である。 辺りは真っ暗なれど僅かに感知できる富士山周辺の夕焼けの光をFoveon が広い、映し出していると考えられる。残念ながら、この機は高感度特性が非常に弱いのでチャンスにより写せない場合も時々あった!!! 高感度特性に弱いという負の性能にも拘らず暗くても黒色感度特性が有効に効いて美しい夜景を演出映し出してくれた・・・本文にも画像を添付しておこう。。。。。

 

 

 

 

 

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     『 ???、感性の違いからか? 』

2024-06-01 23:33:39 | 日記

          

早速! BUNさん・・・御出でなすった!!! 

無理も無い!!! 日頃こうした画質に対応していな方からすれば何を言っているんだ? 画質にそんなに大差ないではないか? だが老い耄れ爺は違う。

昔々、大昔、ヘボちゃんを始めた頃、真面にマクロレンズでもビシッと焦点の合った写真が撮れなかった・・・ 第一、ヘボちゃんに近づく事すら出来なかった。 刺されはしないか?なんて言う事よりどうカメラを構え、レンズを何処に合わせたらよいかすら解らない時間が長く続いた・・・ 勿論、まだまだ、パソコン等ない時代で撮った画像はフィルム!!!一々カメラ店へ持って行き、現像焼き付けをして貰っていた。 歩留まりときたら20~30枚に1枚位しかヘボちゃんが写っていなかった・・・ これでは行かん!!!と、何でも撮れるムービーカメラに替えた。 これとて真面では無かった!!!少々慣れてきた時点で画像の覗くと、画素数が超少ないので画質など問題外でお話にならなかった。太田さんの防護服が出回るようになって漸く幾らか益しな画像へと進化していった。Sony パソコンを使いムービー画像をワードに落とし込むものの、画素数が余りにも小さ過ぎて画質は超悪くお話にならない!!!こんな時代が長く続いていた。それでも、ムービーの長所もあった。

その後、自作『蟲の眼レンズ』に挑戦するようになって幾らか真面な画像へと変身して行った・・・ この時代は長く、良い画像が欲しくて欲しくてノタウチ回る。 この時代になって一眼レフカメラが出始めた。 昔々の話である・・・『蟲の眼レンズ』の製作検討に入り、長い年月が過ぎた・・・『魚ロメ8号』が出回るようになり、これにPentax K-100 を合わせ使い出した。何と言っても標準レンズ50mmとの出会いが成功の鍵だった。ヒョンの切っ掛けからだった。これがマンマと嵌り、また、近距離撮影や望遠マクロレンズが使えるようになったのもこの頃からだった。勿論、防護服は着用、必須。今でも太田さんのお陰だと思っている・・・幾らか真面にマクロ撮影が出来るようになったのはこの時点からで、最初の駄洒落本は『極楽蜻蛉の昆虫日記』という、A4番、50~60ページの和綴じ本だった。勿論、内容物はEPSONプリンターで印刷し、製本は和綴じが出来る製本屋を運よく見付けられる事が出来た・・・ 40冊程造り、知り合いに配ったねェ~~~ 元会社の上司にも配った。思う、会社の上司達はプリンターでこんな応用も出来るんだ!!!と、感じ入って居たと想像する。そんな意味の礼の電話があった!

自作駄洒落本が造れる事が解り、画像収集にも懸命だった。この頃から、ピンボケ画像等とはオサラバし、より高画質のヘボ写真を求め奮闘の日々は続く・・・ 今でもこの頃のカメラやレンズをゴチャマンと持っているが、使用頻度は全くない!!!  この頃からより高度な一眼レフカメラ収集の沼に嵌って行く・・・。今では、一眼レフカメラだけで12~3台もある・・・勿論レンズは計り知れず20~30本はあるだろう? カメラ、レンズ沼が始まる頃からより高画質の画像を求め、駄洒落本造りや写真集造りは深みにはまっていく・・・ 製本屋の社長さんが感心していた・・・ 和綴じをしている人達はどんな手造り本を造っているのだろう?知りたい所である。

もう彼是7~8年前になるだろうか? お他人様の画像を見ていて、オヤッと感じた画像に出会った!!!  これだ!!!  Sigma  DP-3をヤマダ電機で購入した。見かけは馬鹿チョンカメラのように見えたが、確か’7~8万円もし、当時としては高級品だった!!!  人様の画像では吃驚仰天だが、自分で撮ると中々合焦が巧く行かない癖のあるカメラだった。シャッターを押せばいいというような代物では無かった! 依って使用頻度は低い!!!

だが、時々、中に吃驚するような画像を見出していた・・・ それが、今回話題にしているFoveon センサーの Sigma カメラであった。 今でも歩留まりは悪いが、決まった時は、ドスコイ画像を提供してくれる・・・ 癖のある子なのでかなりのコツの習得、訓練を要するが、嵌った時は偉い騒ぎの画質となる。。。。。。これ等(下の画像)を見て「オオッと・・・!!!」感じない御仁は居ないだろう?馬鹿チョンカメラで撮った画像とは、全く、別次元の世界観を持っている。その場の現物をも上回る質感がありモデル:対象物が実像的に見えてくる・・・ こういうのをプロカメラマンは質感と呼ぶのだろう? その場の環境、空気感が伝わってくるから堪らない!!! 黒の世界と言えるのかも知れない?画像の解説はあえてしないでおこう・・・

 

写真集を編纂していて思った・・・写真と言うのは用紙(紙)に認めてナンボの世界で、カメラやパソコンで見ている内は本真モンではない!!! せめて、大きめ:A-4サイズより大きい紙に認めてみて写真の本性が解る!!! 液晶画面で見る世界を良質インクを使い大紙に認めて見るとその作品の品位が見えてくる・・・イミジクも写真家として名高い福田健太郎さんが写真雑誌の中で説いていた・・・ 『写真は撮ったら良質プリンターで印刷して見なさい!!!」と・・・

上の風景写真の中で  陽が落ちて暗闇でもこうして北アルプスの山脈を白馬迄奥深く、また、富士山の夕焼けをハイコーリティーで写し込めるのだから娑婆の人達が言う程Foveonカメラを卑下することも無いだろう!!! 

老い耄れ爺は、この子:DP-3が大好きで目下一番弟子にしたい!と思い、この子の癖、ノウハウ打開に余念がない!!!そして、一昨年、中古品だったが2番弟子を購入した…『Quattro sd H 』撮像素子:Foveon 5100万画素カメラである。 様態は異様で多少見苦しいが中身は上々で十分に後継ぎを担う事が出来ている。そして、Sigmaは、目下、フルサイズのFoveon撮像素子を開発中で、近々、最高クラスのカメラがお出ましするかも知れない? 価格は上昇するだろうが、これを狙っている!!!

高感度特性が弱いとされているが、光量さえあれば、上の夕刻画面の通り、そこそこの画像に収める事が出来る!!! 何と言っても撮像素子がベイヤーとは違い、RGBが積層型に積めるので画質が抜群に上がる!!!そして嬉しい事に、色調が非常に高く質感の超高い画像を作り出すことが出来る。 高感度特性が良くないので嫌う人も多い様だが、其処は腕の見せ所と言えるだろう? 要は使い回しで弱点の中にも超優れた特性があるのでこれを使わない手はない!!! 先週、sdHカメラ用に、3本目のプロレンズが遣って来た・・・ 近々、300㎜、500㎜相当の望遠レンズも考えている・・・

 

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