ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 遣ったぜ、ベイビ~~ !!! 』

2022-05-24 23:18:05 | 日記

             

 

この時期、ヘボちゃんの営巣!!!!!、何年振りになるのだろう? 先日投稿した情報「ヘボちゃん営巣か?」・・・   今日その営巣巣をこの目で見た!!! 

ジャンジャじゃ~~~ん!!!!! この時期、超超神経質なヘボちゃん女王蜂が営巣を開始した初期巣を確認!!!!! 正直、もう、彼女の虜になっている!!! 何十年振りの快挙だろうか? 先日来からの怪しげな行動に注目していた・・・そして、予想が的中!!! こうした初期巣を目にするのは30数年振りで大満足!!! 長年苦労してきた甲斐が、又、実り「蜂狂冥利」に尽きる!!!!!

この所日中は実に暑い!!! 目下、飼育箱の清掃をしつつある・・・ 昨年の生育状況は先ず先ずで期待した巣の多くは雄棚:4~5枚、雌棚:5~6枚と言ったところだ・・・ この程度の巣になると女王蜂が3000匹は剥けている!!! これを10巣ガラ温室に入れたのだったから軽く見ても20000匹の女王蜂が剥けたことになる・・・ 大変な事であった!!!捕獲出来た女王蜂はトラップ、クシャクシャ新聞紙に入っていた御仁のみで他に隠れ場所も相当数あった!!! 至る所から眠り続ける女王蜂を確認した!!! 当然の事ながらこうした御仁達は春先我が家の庭先近傍に巣立って行った・・・ 今、老い耄れ爺が見ている御仁達はこうした仲間達である!!!

 今日の観察を報告しておこう・・・ 

昼間超熱くなり出したので庭仕事、ヘボちゃん飼育準備行動は4時近くになってからにしている・・・ 陽が西にかなり傾かないとこの年寄りには到底耐えられない!!! 先ず、椅子を持って出入りする飼育箱に近づく・・・  10数分もすると反応が出始めた・・・ 例によって、外から帰って来た女王蜂は何の疑いも持たず通い穴から入って行った・・・ どの位で出て来るか?待つ・・・アニ図らんヤ!!!   外から来たヘボちゃんが飼育箱の周りでウロウロ… そして、通い穴から此奴も入って行く・・・ 

何匹かが入り奪い合いでも????? 瞬間そう思った!!!

そして、暫くすると、巣穴から出てきたヘボちゃん、記憶飛行をして飛び去った!!! ?????どうしてだろう? 解らん!!!  そして、又出てきた・・・!!!! 今度は出て来て、飼育箱の周りを備に点検飛行していた・・・ そして、暫く徘徊・・・そして飛び去って行った。。。

それ、チャンスだ!!!

慌てて、蓋を開け、、飼育箱を迅速に調査点検!!! 骨箱の他は何ら営巣の様子は見受けられない!!! 瞬時に骨箱裏返して見た!!!  じゃじゃじゃ~~~ん!!!  其処には作り掛けの初期巣を見た!!!   その内容は、骨箱の天井に三角盤、吊り手、そして傘状のワヤ、チョッピリ、そして育房の作り掛けが3個チョコンと吊る下がっていた!!!

滔々、遣ったぜベイビ~~~!!!!!  滔々、最高の日を迎えた・・・< つづく・・・>

思い起こせばこうしたチャンスは限りなく不可能に近い分野で何10年に一度有るか無いかと言うか確率的一瞬で非常に非常に貴重な生態現象の一時である!!!!! 過去50歳前後、山の飼育場の飼育箱で生まれた!!! この時は嬉しくて嬉しくて飼育箱を開けている時女王蜂が帰って来た!!! この一部始終をムービーに収めた・・・カメラも炊いたが余りイイ画像には撮れていなかった。再挑戦と、翌々日出掛けたが無しの礫!!! 女王蜂はこの幼いコロニーを放棄していた・・・

  こうした画像はこの時しか得られていない超超貴重な画像だ!!! 老い耄れ爺撮影画像の中でも画質は悪い(この時はムービー撮影)が非常に大事な画像の一つである・・・上の画像等実に可愛らしい仕草の女王蜂だ!!! 

 こういう経験があるので、錚々ノンビリ見ていられない!!! 確認し、直ぐ様蓋をした。 その後、暫し見ていたが帰って来なかったので後日の楽しみとした・・・

この時期の女王蜂は非常に神経質でこれは危険!!!危ういとなると直ぐ様放棄してしまう!!! こうさせてはならないので悩ましい!!! 今後如何なる作戦を取り撮影できる段階に漕ぎ着けられるか?運を天に任せる的存在だ!!! 依って、この初期巣の女王蜂を伴った画像は奇跡的存在価値のあるモノで多分この世の中で生画像を持っておられる方は皆無に近いだろう? それ程の貴重的存在価値を抱いている・・・ 老い耄れ爺ももう彼是足掛け30~40年付き合ってきたが出会えたのはたった1回だけだった!!! そして、今回が2度目ということになる。。。

  最近のハイテクカメラで『これは!!!』と言う画像を撮りたいなァ~~~!!!!!  この為の策は全くなく人生最後のチャンスだけに悩ましい!!! どんな方法でやれば成功するだろうか? 多分、価値はガタ落ちだが留守を狙う!!!、子蜂が出て飼育可能状態まで待つか?・・・、 暫し、冷静になって考えたい!!!

此処に、女王蜂の段階から飼育上手な美濃屋さんが超超初期段階に取得した『三角盤初期巣』の画像があるので紹介しておきたい!!! 

  老い耄れ爺が今日見たのはこれに近い状態巣だった・・・

もう絶版になってしまったが、岩田久二雄さんの著書:『日本昆虫記』1 -ハチの生活ー で書かれてるが、手書きで本物ではない!!!  美濃屋さんは女王蜂からの飼育が得意で、偶々、こうしたサンプルが偶然にも得られ、持っておられた!!! それを老い耄れ爺の作り立ての『蟲の眼レンズ』で撮らせて貰った貴重な画像だ!!! 多分、これからもこの手の画像は見られないだろう!!! 美濃屋さんに感謝しなくちゃァ~~~  この蟲の眼画像も、多分、貴重品だろう? 老い耄れ爺はこれしか見たことが無い!!!

依って、こういうシュツエーション段階にある超超営巣初期段階を迎えている初期巣だ。。。。。 はて、これから如何様に料理展開させるか知恵御絞らねばならない!!!

過去にこの手の初期巣を何回か見て来たがこの位にまでは度々あった・・・☟☟☟☟しかし、女王蜂が逃げたり、放棄したり、又女王蜂に事故死等があり成長するモノは少なく確率はグ~~~っと減る・・・   実に悩ましい所だ・・・

過去にこうした苦い経験もあり画像は撮りたいし実に悩ましい所だ・・・ はて、さて、どうしよう…       こうした果てしない苦しみやハプニング、そしてドヨメキを伴うから 『スガレ追ひ』は止められない最高のお友達である!!!

 

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3 コメント

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Unknown (Oさん)
2022-05-25 05:26:57
10日ほど前に飼育箱に営巣した赤蜂の巣を見ると、巣房2,3個で放棄(または女王死亡)していた。
一番微妙な時期かもしれない。
家の周りなら、赤足(ツヤクロ)ではない、軍でしょうか。
時期的には営巣の後発部隊か、あるいは寒い今年の5月のせいか。山中でも営巣適地は限られるので、乗り遅れたライバルも多そうだ。
その昔、足助のドク様は哺乳類の匂いさえ忌避と言っていたような、何とか楽しみが続くことを祈ってます。
Unknown (極楽蜻蛉)
2022-05-25 09:45:54
こうした成果も半分はOさんの貢献が寄与しています!!! こうした快挙は中々出来るモノではなく、相手があるので20年、30年という単位での出来事になります・・・この子達の過敏さと自然界の掟(おきて)見たいな人間様等受け入れ難い世界での出来事と考えています。
過ってドクちゃんも言っていたが多くの女王蜂はピンポン玉位までは育て上げられるがこの時点での脱落が余りにも多く中々子蜂迄持ち応えられていない!!!ピンポン玉は毎年見てきているがその先が???
こうした世代交代を送る子達(種)なんだろうと想像している・・・ 故に『子沢山』だがそれ以上の展開は微妙で動物の世界ではこの手の種が実に多い!!!魚の仲間、蛙、昆虫の仲間、皆そうです・・・身近では「鮭」が良い例でしょう・・・
こうした研究・調査トライは興味津々!!!
今年は、異種間交尾『キイジス♀軍♂』画像撮影です・・・

何かと神秘の世界に嵌り込むと益々ノメリ込みもう5年、10年若ければ!!!と欲が出て来てしまう・・・

こうしたヘボちゃん、『神秘の世界』にメスを入れた書き物を残してお暇できれば本望と思っています。。。 来月のサミット、そして、あの地での『キイジス』飼い蜂実現させて下さいネ!!!
まだまだ、遣り残しが沢山あります・・・

この子達、これから如何様に展開するのでしょう?昆虫の世界でも特異現象な種だと思う・・・不思議な世界へ足を入れ込んでしまった。。。 
今週が山場になると思っている・・・ 
Unknown (極楽蜻蛉)
2022-05-25 09:54:56
<追伸>
この辺の調査追求ではドクちゃんが先行していたのでは?
営巣初期、ドクちゃんは泊まり掛けで巣の在処に寝泊まりしていたという・・・ 
近藤君と言う仲間が紳士の嗜み?ポマードぷんぷんで巣の在処に出向いた・・・ ドクちゃん曰く:ポマードの臭いで女王蜂は初期巣を放棄した!!!!!という・・・ 今でもドクちゃんのような仲間が居て呉れたらこうした調査追求はかなり進んでいたのでは?と時々思い出す・・・

何時かの時点、『女王蜂』単独でのスガレ追ひの秘訣を書いて見たい・・・ この遊びも中々面白いヨン!!! 

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