2~3日前、ラッキーにも道端で「キイジス」と「コバクロ」の巣を見付けた!
実は、家にも山にも飼育箱は無くどうしようか?と悩んでいた。
此の侭ホッテ置くと、何れ、誰かが燻すだろう!!!と・・・
少なくもyの所に来れば潰れない限り子孫を残す所まで補償されているので何とかして上げたかった!!!
昨年、飼育は年と共に苦労が多く、負担増になりつつあったので、昆虫写真家の高島さんやビデオカメラマンの平野さん、それに近くのおじさん等にプレゼント、もう家には空き家が残っていなかった!
そして、思いついたのは、現役時代東白川の建具屋さん:安江さんが製作した2階式灯篭仕立ての飼育箱が軒下に飾りとして鎮座している・・・
安値式灯篭仕立て飼育箱は、当時、7万円もする超高価な飼育箱でよくヘボサミット等で並べられていた・・・
これが気に入って、婆を頼み込み購入した記憶がある・・・
確か、東白川まで持ちに行って来た!!!
1~2年使い、後は我が家の飾りとして家の軒下に鎮座していた・・・
そして、同時に思いついたのは、5~6年前になるだろうか?
足助のBUNさんと長さんが信州にスガレ追いに来た事があった。
その年、足助は不作でBUNさん達は困り果て居ていた・・・
その時、プレゼントして頂いた「胴丸飼育箱」の原材料を思い付いた・・・
これ等を復活させれば3巣は飼える!!!と・・・
昨日は「胴丸」の飼育箱原材料の加工と完成を試みた。
頂いて、何年も経過していて杉皮が剥げたり、上蓋の部分の切断が平坦ない事が解りこの再加工に苦戦した!!!
結局、5時間近く掛かり夕方何とか格好になった・・・
そして、「キイジス」を飼うには、今流行の空間式では、先ず、潰れが予測できるのでこれ等に土を入れ三宅式の変形版としたかった・・・
これは、寝ていて思い付き、そう結論付けた。
「キイジス」の空間飼育は、もう、何年も試みたが、生き残りはたったの2回だけで、この標高差では無理と結論付けられているからだ・・・
思い起こせば、「キイジス」を三宅式で挑戦した事は無かった・・・
山の飼育場へ運び込めば何と言う事は無いのだが、もう、体力的に限界点にあり、これ等の運び込みは止めた・・・
第一、高級灯篭仕立てにしても胴丸仕立てにしても何せ矢鱈と重い!!!
そう易々と運べる代物ではないのだ!!!
そして、胴丸の製作に入りはたと困り果てた!!!
上蓋部の平行度が出ていない為此の侭では蓋部からヘボちゃんが通い出す!!!と言う事実が解り、この平坦度を出すのに苦戦した!!!
鉋掛け、杉皮剥がれの修復で思いがけない苦戦を強いられた・・・
昨日、構想がほぼ完成したので、我が家のヘボハウスの軒下に設置した。
ここ数日、内陸部は矢鱈と熱く、34~5℃にも!!!
こういう時の雪隠デークは辛い!!!
そして、今日生掘り決行!!!
「キイジス」それに「コバクロ」何れもイイ巣で、今年の巨大巣の部類い!!!
ここまでは良かったが、3番目の巣の生掘りに掛かり、動物に遣られている事が解り、胴丸への入居は後日となった・・・
朽ちるのが早いだろうが安江式灯篭仕立て飼育箱には土を入れた!!!
「キイジス」の温度管理を徹底させる為である・・・
夕方見ると2階建て灯篭の入り口からブンブンの通い!!! 先ずは大成功!!!
「キイジス」の対するこの土の影響度が今年判明する・・・
因みに、この平らで最近流行の空間式飼育箱の成功例は極めて少なく、最近では無理と結論付けて来た!!!
これへの挑戦が、また、始まった・・・