ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 羊の話・・・ 』

2015-01-27 09:42:40 | 日記

                   


 今年の干支は「羊」。。。     
12支:「子、牛、寅、卯、龍、巳、午、未、申、鶏、戌、亥」 、頭から数えると8番目と言う事になる・・・
「未」、日本ではそれ程馴染みの深い動物ではないが、世界的に見るとその存在感は上位に君臨している!!! 羊毛の産出や遊牧民族イスラム圏諸国、ヨーロッパ諸国での主食ラム、マトンを考えるとその存在感は焼かるような気がする・・・
干支は中国から伝わったと考えられる。 中国は、実に、広大な国で、その昔、シルクロードの時代、西はアラブ諸国と密接な交易を営んでいた。 今でも新疆ウイグル地区等は中国に属し、寧ろ西のイスラム圏の文化を根強く残している。

正月、まだ、元気だった婆がこんな話をしてくれた!!!
乱歩賞作家:遠藤武文さんの「つぶやき」を読んでの話だった・・・
年賀状を見ると今年の主「年賀状はがき」は、羊さんが編み物をしていて、肩にはその編んだものと思われるケープが纏われている・・・
12年前の「羊」年は、まだ、肩にケープが纏われていなかったらしい?
これが12年の歴史、年輪と言えよう・・・
聖書では、羊は、人に暫し羊飼いに喩えられている・・・
また、エジプトでは、子羊を屠ってその血を門柱と鴨居に塗り付け、その肉を丸焼きにして食べるようモーゼやアーロンが神に命じられる話がある。イスラエルでは、羊が如何に身近なものであったかもうかがい知れる。
また、古代中国では、羊は大きいモノが良しとされてきた!!!
その意味する所は、漢字の構成を分解すれば自ずと判って来る・・・
①.漢字の「羊」と「大」を組み合わせて「美」が出来た事は広く知られている!!!そして、「羊」自体が、大きいという意味を持つようになった。 
②.「水」がいっぱいで「洋」!!!  吾輩の名前、おじさんが付けてくれたものだが、そういう意味があったのか!と、改めて考えさせられた・・・
③.「食」が沢山あれば「養」
④.「羽」が何枚も揃えば「翔」
「羊」の付く字は、実に、多い!!! 「善」「祥」「鮮」「義」等「羊」が付く字は、皆、よい意味を持っている・・・ 依って、今年は、いい年にしなくちゃァ~と・・・ 
このように、古代中国では、「羊」が付く字は、身近なものであった事が漢字の多さから解る!!!

我国ではどうだろう?
「未」は、12支の中で最も馴染みのない動物である!!!
「虎」や「龍」でさえ至る所で民話の題材となって来た。そして、恐ろしき動物として君臨してきた!!!
「虎」や龍」は孤独に生きるが、「羊」は、群れをなす!!!
「年賀はがき」の料額印面は、何故か?一人孤独に編み物をしていた・・・ 一人でいる所見ると、群れから逸れたのかも知れない?

yは、長年、このブログの書き出しの見出しイントロに12支を使って来た・・・
思えば「卯:兎」の年から始めた様な気がする・・・
カウンターを見ると140000ショットを遥かに越え、もう直、150000ショットになろうとしている・・・
この「未」の件を書いていて、一回りはさせたいものだ!!!と・・・・・・ 

婆が急病に陥りこんな事をより強く意識するようになってきた。。。 この為には、婆を何としても元気にさせなくてはいけない!!! 暫くは病院通いの日が続く・・・
  
コメント (1)
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