ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 ミズヒキ・・・ 』

2014-09-18 07:22:28 | 日記

             


この所の冷え込みで庭の「ツリバナ」が色付き出した・・・ そう言えば「ドウダン」も色が変わり出した!!!
秋間近と言う事だろう・・・
山の草花も晩秋の種に切り替わりつつある!

今何と言っても厄介なのは、通称「ドロボウ」と子供の頃から言われて来た集種類の種が脚やズボンに纏わり付き、これがネチャネチャしていて剥がしズライ事だ!!! 
本当に厄介な種で、こうして動物や侵入者の体に纏わり付き、子孫を増やしていく!!!!!  
実に巧妙な手法を編み出したものだ!

これ等の交じり「ミズヒキ」が赤い花を咲かせ、実に素朴だが秋の訪れを表現している!!!
前々からこの「ミズヒキ」には興味がありどんな花なのか?その詳細を撮りたいと思っていたが、結構チビタンでそん所其処らのマクロレンズでは思うように撮れなんできた。
大がかりなCanon MP-E65 のレンズを使えばどういう事もないが、こんなレンズ山へ持ち出し撮る訳にも行かない!!!
デカ過ぎ、重過ぎ、野外向きではない!!!
「ミズヒキ」を家に持ち帰り撮影を!と試みるが、この「ミズヒキ」水の吸い上げが極めて悪く中々思いようにならかった。

「ミズヒキ」は、僅か数mmの小粒な花でグチャグチャ咲くのでどれが本当の花なのか?判らない儘何年も過ぎた。
ツイツイ最近までこういうのがこれの花だとばかり思っていた!!!


コイツは、中々可愛く、一寸ヒョウキンな格好をしていて、好みだった。
しかし、どう見ても花とは思えなかった!!! こんなのでどれが雄蕊でどれが雌蕊なのか? 

昨日は、真剣に本当の花を探し充てる事が出来た!!!
「ミズヒキ」の木には何十何百という赤い種とも花とも、また、蕾とも思える小さなイボイボがギッシリと付いている!!!
そして、その多くは、先の赤い物体にチョコンと出たこの白い舌だ!!!!!
セッカチに見ればこれが花だと思う御仁は多かろう?
しかし、これ等の中から等々本物の花を見出した。
そして、長年苦戦してきた花の撮影に成功した!!!  
こんな撮影が出来るのも最近のカメラ機材のお陰だ! Olympus TG3 はかなり優れた機材の一つだ!!! 何より腰にブラ提げ野外へ持ち出せるのが嬉しい!!! 
それがコレだ!!!!! 


コイツ、何十何百と言う花モドキの中でほんのチョッピリしかない!!!
長年の疑問が漸く解け、満足感に満ちた1日だった。  
思うに、「みずひき」は、ほんの数時間開花するだけで交配が出来唯の粒粒になるのでは?
実に効率の高い交配をしているように思えた!

こうして、「ミズヒキ」の花群を探し求めて居ると中々巧妙な手法を編み出したものだ!と思えて来た!!!!! 

コメント
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