熊牧場で飼われていた熊が従業員を襲ったり、札幌の郊外に現れたりと、野生動物の動きが活発になっている。
このあたりで熊の目撃情報は未だ聞かないが、ウリ坊を連れた猪が、休耕田や草むらを盛んに掘り起こしている。
春は猪の出産期で、子育てのため、お母さん猪がミミズや草の根を食い漁っているようだ。
猪は毎年５頭ほど子を産み、１年半で性成熟するので、栄養状態が良ければどんどん増えていく。
生後４ヶ月の授乳期が終わったウリ坊は行動力も付き、時には水路に落ちたり罠に掛かって命を落とす事がある。
天敵に襲われたり捕獲もされるので、成獣までの生存率はそれほど高くないようだ。
高山の郊外に、猪や熊猟をする猟犬の訓練所がある。
ここでは、巣に潜んでいる猪を追い立てたり、熊穴を見つけて追出す訓練を受けている。
狩猟で成果を出すには、１に犬、２は猟師の足、３に鉄砲と言われるように、犬は極めて重要な役割を果たしている。
広い柵の中には数頭の猪が放し飼いにされ、のんびり遊んでいるが、訓練のときは猪に絡ませたり、体当たりをさせたりと命がけだ。
看板には「訓練中に犬または人が殺されても一切の責任を負いません。犬に猪や熊が殺傷されても賠償を求めません。」と、恐ろしげな文言が掲げられていた。
ペットのマナー教室と違って、真剣勝負の訓練で勇敢な猪犬や熊犬が育つのだろう。
狩猟期になると、猟に向かう犬が家の前を通ることがある。
飼い犬のユキは興奮して激しく吠えるが、訓練をされた猟犬は見向きもしないで、平然と通り過ぎていく。
人を咬んだり、飼い犬を襲うことは無いと言われているが、厳しい表情を見ていると、いつ本能をむき出すか不安に感じる。
猟師も高齢化が進み、猟犬と一緒に山を走り回る人も少なくなり、箱罠猟が主力になってきた。
待ちの捕獲だけでは猪の勢いは衰えず、今年も劣勢ながら知恵比べの攻防が始まる。
１に犬、２は猟師の足、３に鉄砲＞
鉄砲は最後なのですね。
ユキちゃんと対峙しているのは溝に落ちたウリボウ？親はいないのですか？
猟犬はみませんが、最近は地下鉄で盲導犬によく会います。
猟犬のように訓練うけているのでおとなしく「かしこまって」座っています。
飛騨にも熊牧場がありますが、狭い場所に閉じ込められて餌を求める姿が哀れです。亡くなった飼育員の人もお気の毒ですね。
居場所を見つけて追い込む犬が居ないと鉄砲の出番はないようです。
以前撮った写真ですが、水路に落ちたウリ坊です。この子は助かったけど、水死していたのもいました。
親は弱い子を助けないで見捨ててしまいます。す。
犬にも適性があって、闘争心が強い犬が猟犬に向くようです。
春は動物も活発になるようですが、生存競争も厳しいのですね。ウリ坊、縫いぐるみみたいで可愛いですね。ユキちゃんが見ているのはウリ坊でしょうか？
どこも高齢化で寂しいですね。
高齢の女性では足腰も弱く腕力も無いので、ひとたまりも無いでしょうね。
管理にいろいろ問題があるようでお気の毒です。
以前撮った写真で、水路で溺れているウリ坊を助けてやりました。
今頃は野山を駆け回っていることでしょう。
ペットを飼育するのとはわけが違うと思いました。
熊牧場の惨事は本当に気の毒だと思います。
ですが、熊はやはり猛獣ですから、こうした危険は
伴うと思いました。
熊としてはわけもわからず何匹も銃殺されて
なんだか、悲惨でした...。
瓜坊もかわいいけれども、大きくなり
田畑を荒らしたりと、人間とは相容れない部分がありますね。
罪はないのだけれど....。
野生動物とはお互いに相容れない部分があるので、いつも緊張感が必要ですね。
劣悪な環境で見世物にし、人間の論理で一方的に射殺される動物たちも哀れです。
ウリ坊も小熊も可愛いから、安住の地を奪わないようにしたいものです。
共存の道があるといいですね。