名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

都会の冬至

2015年12月22日 | 暮らし


夜半まで降っていた雨も上がり、さんさんと降り注ぐ陽光からは、冬至の連想ができない。
昼の時間が最も短い日と言われるが、都会にいるとその実感はない。

四方を山に囲まれた飛騨の山里にいた頃は、昼間の短さをよく感じていた。
飛騨のお年寄りが、この日を境に日差しが、畳の目ひとつづつ伸びていくのが楽しみだと、話していたことを思い出す。

都会にいると二十四節気を五感で知ることが出来ないので、ゆず湯に浸かるとか、かぼちゃを食べる程度でお茶を濁している。



今日も日向で彫刻をしていると、汗ばむほどだった。
十一面観音像が完成して、次の課題の聖観音立像に取り掛かり、年末年始の楽しみが一つ増えた。


↑ 左がシンフォニー豊田ビル

名駅近辺を歩いてきたが、ビル風を避ければ、気持ちのいい散歩日和だった。
外壁や窓の取り付け工事をしていた、シンフォニー豊田ビルの外観はほぼ出来上がり、その先の菱信ビルの解体工事も進んでいる。


↑ 菱信ビル解体工事

ビル工事と並行し、前面道路を規制して、地下道工事が行われていた。



名古屋駅周辺の地下街と、ミッドランドスクエア、クロスコートタワー、ウィンクあいち、センチュリー豊田ビルなどを結ぶ地下回廊が設置され、遠からず雨の日も寒い日でも、モグラのように地下回遊を楽しめる日が来る。

コメント (4)
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