名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

消費税軽減税率と低年金者への給付案

2015年12月10日 | イベント

↑ 荒子観音本坊
今日は円空仏彫刻の稽古日で、境内の紅葉を愛でながら、荒子観音寺で過ごしてきた。



夕方家に帰る頃は、天気予報通り雨が降り出し、明日にかけて大荒れになるようだ。


↑ 中川運河

ニュースによると、自民党は消費税率10%引き上げる際の軽減税率対象品目を、生鮮食品に限らず加工食品まで含めることで、公明党と大筋で合意するようだ。
財源は1兆円規模まで膨らみ、当初計画の倍以上になる。

公明案の丸のみも情けないが、これでは破綻寸前の社会保障費確保の名目も失いかねない。
このツケは、社会保障費の大幅な削減として帰ってくることだろう。

その一方で低年金生活者へ、一人当たり3万円の給付金案が浮上している。
一億総活躍社会の実現に向けた緊急対策で、低年金者を支援するとのことだ。
低年金者がすべて生活困窮者とは思えないし、若者や子供への対策が置き去りでは理解が得られない。
安易な給付金や補償金が、「活躍」意欲を失いギャンブルや浪費に回った話はよく聞く。

バラマキと言われては、せっかくの「一億総活躍社会」の名が泣くし、票になるかならないかや、宗教団体の顔色を窺うような政治に国民は納得しない。
コメント (2)
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