名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里では秋と夏が同居

2011年08月29日 | セカンドルーム

 

今日の飛騨地方は残暑が厳しく、朝から太陽がギラギラと照りつけていた。

 


休耕田の蓮の花が次々に咲いて、まるで真夏を思わせるような風景だ。


その一方で、すすきの穂がはじけ、間もなく綿毛を付けた種が秋風に乗って飛び始める。

 

山ウドも満開で、蜜を求めて蜂がたくさん飛んでいた。
ミツバチが多いが、アシナガバチやスズメバチも一緒に群がっている。
昆虫の呉越同舟は珍しいことではないが、花や実をたくさん付ける山ウドでは、争う必要は無いようだ。
やがて実が黒味を帯びて固くなると、ウドの大木も枯れていく。


今日も炎天下で、昨日の草刈の残りと、刈り取った草の運搬をした。


草で覆われていた水の取り入れ口もすっきりし、刈り草の山もずいぶん高くなった。


これで、秋の取り入れ後に、田に漉き込む草は十分に確保できた。
相変わらずの暑さであったが、澄んだ空や木陰を吹き抜ける涼風に秋を感じた。
秋と夏が同居する山里で、秋色が少しずつ濃くなっていく。

コメント (6)
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